大変でしたわ~!!
人生初の富士山登山に行ってきた、さくらんぼーです。
2018年のお盆休みは富士山周辺でキャンプをしながら、天気の良さそうな日があれば富士山登山をしようと目論んでました。
登るルートは初心者向けと言われる『吉田ルート』で、そのスタート地点は『富士スバルライン五合目』
富士スバルライン五合目には通常時は自家用車で行けますが、7月10日~9月10日はマイカー規制となっているため、富士北麓駐車場から出ているシャトルバスに乗ることになります。
もちろん帰りはシャトルバス最終便に必ず間に合うように富士スバルライン五合目まで下山しなければなないので、体力に不安がある僕はできるだけ早朝に登山を開始するのが無難と思い、始発便のシャトルバス乗れるよう前日から富士北麓駐車場で車中泊をすることします。
登山前日
富士北麓駐車場に着いて、シャトルバス乗り場の場所をチェックしに行ってみるとチケット売り場が開いていたので
ということで登山前日にチケットをGET!
時刻表によると、シャトルバスの始発は5時30分だったので5時くらい乗り場に並べば大丈夫だろう。朝の準備の時間を考慮し、目覚まし時計を4:00にセットして就寝
登山当日朝
起床し、車内で朝飯を食べ、5時より早かったがシャトルバスの乗り場の状況を確認しに行ってみると、
遠くには長蛇の列が!!
焦って近づいてみると、この列はシャトルバスのチケットを購入しようしている人たち、前日にチケットを買っていて正解でした。
そのまま乗り場で待っているとアナウンスが
「乗客が多いので臨時で5時発のシャトルバスを運行します」
できるだけ早く登山を開始したかった僕にはありがたい臨時便♪
登山開始!
富士スバルライン五合目に到着し、歩き出したのが6時頃
富士山から見る河口湖の姿が見えたり、要所にある山小屋を観察したり(500ccのペットボトルの水が400円!高っ!)、登り始めは初めて見る景色などを見ることができて新鮮。
しかし、途中から同じような景色ばかりでマンネリ化
富士山から見える景色は相変わらず河口湖、山側は植物がほとんどない岩ばかり、動物もほぼいない(僕が見たのはキジバト1羽とてんとう虫1匹)・・・
あとは修行だなこりゃ・・・
登り続けていくと八号目くらいからなんだか息が上がってきて、息を整えるための休憩が増えてきた
そしてもっと登っていくと少し頭痛もしてきた
だいたい20mくらい歩いたらしんどくなってくる。しかし面白いことに立ったまま1分位の休憩するだけで上がった息も頭痛もおさまる感じ、後はそれの繰り返し、繰り返し・・・
(他の多くの人は僕よりだいぶ早いペースで登っていってます)
途中、話しかけられた爽やかなお兄さん(僕と同じか少し年上くらいかな)とおしゃべりをすることに、聞いてみると毎年富士山に登っており18回目とのこと。
このお兄さんとは僕の登るペースと同じ位だったので、追い越したり追い越されたり時々話をしたり。
そして頂上直前の鳥居に到着、この鳥居が頂上直前と分かったのは、同じタイミングで着いた先ほどのお兄さんが教えてくれたため。
そのお兄さんに「やっと着きましたね~♪」とか話しかけようと振り向くと
そのお兄さん涙ぐみながら富士山に感謝するように「今年も来れました・・・」
願掛けのためなのか、大病を患っているのか、何か大切な理由がありそうな感じです。富士山登頂は、そのお兄さんにとって特別な何かがあるように感じました。
そして頂上の石碑に到着、時間は14時位なので登りに要した時間は8時間
下山開始!
事前に調べた登りにかかる時間より大幅にオーバーしてしまったので、さっさと下山を開始
下りでは息が上がることはなし、楽チン楽チン♪
その代わり足への衝撃が・・・だんだん膝にくる・・・また修行だな
黙々と下って富士スバルライン五合目に着いたのが18時過ぎ、良かった最終のバスには間に合った
下りに要した時間は4時間
感想など
富士山は景色の変化が少なく、しんど過ぎて正直もう登りたくありません。
しかし空気が薄い苦しさなど貴重な経験だったのは間違いなく、ひょっとしたら体力の落ちた高齢者や、心筋梗塞の手術で心肺機能が落ちた人のしんどさを少しは体験できたかもしれません。
また「富士山は、登るより見るものだ」と言う言葉がありますが、登った経験ができたので胸を張って言えますね。(すでに会社では言いまくってます)
そして富士山が好きになりました、登ったということがなんか自分のステータスになったというか、なんかそんな感じです。
さあ次の猟期にはガンガン足を使って、鳥をゲットしちゃうよ~