こんにちわ!さくらんぼーでございます。
この度、弾速計と温度・湿度・気圧計を購入しました。
弾速計と温湿度気圧計を買った理由は??
エアライフルの着弾は気温によってどれだけ変化するのか?
と去年の猟期に気になったため。
気温が高いときに比べて低い場合は、空気の密度が高くなるためペレットの空気抵抗が大きくなり着弾が低めになるなど、気温による影響があります。
猟期初めの11月15日の気温と猟期終わりの2月15日の気温では10℃位の差があったりするし、猟期前の射撃練習をした日からするとさらに差があるはず。
他にも湿度や気圧にも影響を受けるということ
これからの射撃練習には弾速計と温度・湿度・気圧計を持って行き、データを蓄積していこうと思ったためです。
買った弾速計はAC5000(ACE TECH製)
エアソフトガン用(BB弾)用の弾速計AC5000です。
購入する時に気にしたのが測定可能範囲、エアライフルの弾速は音速(340.29m/s)より低く設定してあります。
スペックを見ると『初速計測範囲 : 30 ~ 400 m/s ( 表示は小数点以下一桁まで )』となっており、計測範囲は十分です。
買った温度・湿度・気圧計はSENSOR MASTER IV (LAD WEATHER/ラドウェザー製)
アウトドアウォッチのメーカーが出している温度・湿度・気圧計で、携帯性が良いのでこれにしました。
こいつ1つで気温・湿度・気圧が計れるもので、カラビナ部をベルトなどにつなげておけば、猟場でもサッっと確認することができます。
またカラビナ部で自立もします。
難点は気圧の校正が必要なこと、正確に気圧を表示している気圧計を見ながら数値を合わせなければなりません。
弾速計の台を製作
弾速測定時に撃ったペレットが弾速計に当たって壊さないように、エアライフルとの位置決めをする台を製作。(雑い・・・・)
銃口から弾速計までの距離が一定になり、斜めにペレットが入らないようになるため測定誤差が小さくなる効果もありそうです。
弾速測定
測定条件
使用エアライフル:FXサイクロン 5.5mm
使用ペレット:JSB ジャンボへービー 18.13グレイン
天気:雨
気温:始25.9℃⇒終25.3℃
湿度:始78%⇒終87%
気圧:始979.2hPa⇒終981.6hPa
測定結果1
70発撃った結果を時系列に並べたグラフ
始めに空気を200bar(エアライフルの残圧計の読み)を入れて撃ち、40発を撃った後に空気を200barまで入れて撃ち続けた結果。
結構バラついているけど、弾速計の精度???僕の銃のせい???
なんとなく840~860ft/sが多いので、ここら辺が安定して使える弾速でしょうか。
弾速と圧力の関係
先ほどの弾速データと圧力との関係をグラフにすると
圧力が160~180barの間がバラツキが少ないようで(ピンク色の部分)、180barまで空気を入れて160barまで撃つのがよさそうです。(約20発)
弾速計を使ってみて
使っていると少数1位まで弾速がピッタリ一緒なことが3連続で発生。
「すげー安定してるじゃん」と思ったのですが、これは怪しいぞ・・・
始め20発は弾速の整数部のみをメモをしていたのが、怪しいと思った21発目以降は少数まで控えるようにしました。その結果が下記
このデータを並べ替えて、同じ値に色を付けると
やっぱり同じ値が並んでるやん。
ざっくり4ft/sごとのテーブルを持っているかのようなデータですね。
表示だけで4ft/s程度の誤差を含んでいることになります。
(例えば、弾速計内部では切り上げの処理をしていると仮定すると。実測が841.1だった場合には切り上げられて845.3が表示されるということ)
スペックには『表示は小数点以下一桁まで』と書いてありますが、あくまで表示がっていうことやね、購入される方はご注意を。
データ取りはまだまだ続くよ
今回、弾速の測定を行いゼロインも済ましてきました。
スコープの設定を変えずに、あと数回は季節が変わったときの弾速の測定と着弾の変化をみていこうと思います。
この間にスコープがズレてしまいませんよ~に