こんにちは!さくらんぼーです。
高級食材であるスッポンを釣った記事を以前にあげました。
釣れた2匹は泥抜きのために衣装ケースで飼い、約2週間ペットとしてかわいい表情を見せてくれていたわけですが、そのうちの小さい方の1匹を食べることに
スッポンを捌くと卵が!
せっせせっせと捌いてみると、体の中から卵が出てきました。数えてみると18個。
捌く前からひょっとしてメスかもしれないと思っていましたが、確定です。
今回はこの卵を含めていろいろ内臓も食べてみようと思い、タマヒモとレバー、心臓と腸も取り出しました。
スッポンの卵料理
スッポンの卵がどんなものかと、1つ殻をむいてみます。
ボロボロに崩れる薄い殻をむいていくと、透明なゼリーのような白身に包まれた卵黄がでてきました。
スッポンのゆで卵
まずはシンプルにゆで卵です。
ゆでたのは4分くらい、小さい割には念入りにゆでたつもり。白身はそんなに硬くならないようです。
味はというと、黄身の味は濃いのですが、ザラザラとして舌触りが悪い。
スッポンの卵の目玉焼き
まずは殻を取り外すところから。
卵の殻が柔らかいので、ニワトリの卵みたいに殻を割ることができません。今のところ次のやり方が簡単です。
①ナイフで卵の殻の端を切り落とす。
中身を押し出すように、殻をつまめばウニュっとでてきます。
あとは油をひいたフライパンで焼く。
スッポンの卵の目玉焼きの完成、白身がなくなってしまって全く目玉になっていませんがね。
味はゆで卵と同じようにざらざらの黄身。
卵は食べてもそれほどおいしくないので、今後もし卵持ちの個体を釣ったら孵化させて川に放流してみようと思います。
スッポンのモツ煮
心臓・レバー・タマヒモと排泄物をしごいてきれいにした腸を用います。あとゆで卵も。
量が少ないのでちっさい鍋に醤油、砂糖、みりん、酒、生姜を入れてモツを煮ていきます。
モツ煮が完成
味ですが
- 心臓:ちっちゃくて分からない
- レバー:少しスッポン臭があるが、さほどクセがなくまあまあいけるお味、ただお真っ黒な見た目なのでテンションが下がる。目をつむって食べるとよいかも
- ゆで卵:言わずもがな、さほど
- タマヒモ:ゆで卵と同じで舌触り悪し
- 腸:これが一番おいしい、珍味
スッポンの唐揚げ
唐揚げには両手足とエンペラの部分を使います。
表皮の薄皮は熱湯に一瞬通してからはがしています。
市販の唐揚げ粉をまんべんなくつけて揚げます。
はい完成。ワイルドさを出すために爪を残したままで揚げました。
手足の肉の部分はジューシーで美味い。
エンペラの方はというと、外カリカリで中がモニュモニュの新食感。
エンペラ自体の味はどんなものか知らないけど、かんでいると唐揚げ粉の味の中から旨味がでてきているような。
とにかくエンペラの唐揚げは美味いです、酒のアテにピッタリの珍味。
残った甲羅や骨でスッポンラーメンに
残った甲羅や骨をそのまま捨てるのはもったいないので、ラーメンのスープにしてしまいしょう。
生姜とスッポンを入れて、長時間煮ます。
その日のうちに食べるつもりではなかったので、冷蔵庫で冷やしておくとスッポンゼリーに。食べてみるとさほど味のないゼリーでした。
冷えたスッポンゼリーを火にかけて、昆布を入れていれて醤油とかで味付け。
スッポンラーメンの完成。おいしくいただきました。
僕の血肉となってくれい