こんにちは!さくらんぼーです。
ついに商品レビューのお話をいただきました!
以前に持ち運べるピザ窯の記事を書いていたのですが、おそらくこの記事を見てお声かけいただいたのでしょう。
お話をいただいたのはENROという聞いたことのないメーカー、しかもこういったオファーをもらうのが初めてなので
あやしい・・・
と思い、ENROのホームページを調べたりしてからオファーを受けるか判断することに。
ENROは持ち運びできるピザ窯に特化した会社だった
ENROのホームページを見ると、扱っている商品のほとんどがピザに関連するもの、
そしてENROのピザ窯はmacaroniでも紹介されているようです。僕でも聞いたことがあるグルメサイトです。
出典:ENRO
僕の愛読書のひとつBE-PAL、実はそのBE-PALのオンラインのページにも紹介されていました。
僕が知らなかっただけで、その他いろんなところで紹介されている注目のピザ窯のメーカーだと分かりました。
あやしいだなんて思ってごめんなさい
ENROのホームページにはピザや他料理のレシピなどをたくさん掲載
ENROのホームページは見ていて楽しく、ピザ作りのためになることも載っているので紹介しておきます。
ピザのレシピ
ホームページにはすごい量のピザのレシピが下のような動画で載っています。
ピザ以外のレシピ
ピザ以外にも肉料理・魚料理・スイーツなど色んなレシピが動画で紹介されています。
一発で心惹かれたのがこの「窯焼きハンバーグ」、焼き目が美しくこれはぜひ作って食べてみたい。
レシピ以外のためになる動画も
例えばこの打ち粉の話、セモリナ粉を使うと余分な打ち粉が落ちてよいとか、勉強になります。
セモリナ粉を使った時の変化がどうしても気になったので、カルディとか成城石井とかいろいろ回って探したけど置いてないんすよね~
なのでポチっちゃいました。(当初は在庫切れだったのですが、無事届きました。)
オファーをいただいた商品は「窯焼名人2 アウトドア用ポータブルピザ窯」、いろいろ試したりと楽しみが多そうなので『ぜひやらせてください!』と返事をし、商品が届くのを待つことに。
窯焼名人2 アウトドア用ポータブルピザ窯が届いたので構造をチェック
届きました!
なんとビックリ!!いろいろ送っていただきました。
窯焼名人2、ピザピール(アルミ製)、ピザピール(木製)
ピザ窯本体の入っている段ボールを開けてみると、なんと皮手袋と燃料として使うペレットまで。
さらには、クール宅急便でナポリ風冷凍ピザ生地までも!
ENROさん太っ腹です!!
初めてのレビュー依頼なのと、こんなにたくさんの商品をいただいたのとで、テンション高めでのレビューなるかもしれませんが、率直な意見を発信するというスタンスは崩さずいきたいと思います。
それでは、それぞれの商品を機械技術者らしく商品の確認をしていきましょう。
窯焼名人2 アウトドア用ポータブルピザ窯
ホームページによると、重量10.7 kg、10〜20分で窯内温度は400℃以上に到達するとのこと。
梱包の箱を見てみると、入っているものが記載されています。
中身を出して並べてみます。
実は梱包に記載されているセット内容より1つ部品が多い(上の写真の右上のへん、煙突の右隣の黒い袋のこと)
かたち的に煙突を入れる袋なのでしょう。
燃料トレイ
薪などの燃料を入れる、燃料トレイ
たくさん穴が開いていて、燃焼用の空気がよく入る工夫がしてあります。
そして中敷きというのでしょうか、斜めに板が入っています。
この中敷きの上に燃料を置けば、燃料が転がって下にたまる構造。燃料が減った分だけ投入すればよいという風になっている模様。
あとからENROさんに教えてもらったのですが、僕はこの仕切り板を裏表逆に取り付けていました。上の写真は間違えて取り付けた状態ですので注意してください。
正規の取り付け方の方が燃料をたくさん入れられるようになり、温度が上がりやすいそうです。
なお、本記事および次の記事「2日目のレビュー」についても逆向きままで調理してしまっています。
灰は中敷きの穴から落ちるようになっていて、中敷きを外せば灰の除去が容易になっている。
燃料トレイの幅は約24cm、薪を使う場合はこれ以下の長さにする必要がある。
フロントドア
フロントドアは取っ手と温度計を取り付けて完成するのだが、その前にちょっと確認。
温度計を取り付ける穴からグラスウールのようなものが見える、これが断熱材で、セラミックファイバーというものだそうだ。
取っ手と温度計を取り付ける時の工具は付属しているので、自分で工具を準備しなくてよい。
ちょちょいとネジで部品を取り付けてフロントドアが完成。
温度計がついているで素人には助かります。
こうやって全体を見ると、外周に継ぎ目がない。
断熱材を入れた後に溶接して、溶接跡が分からないように研磨しているのでしょう。
しっかりとした作りをしてあります。
煙突と煙突キャップ
煙突には開度を変えられるように開閉弁がついていて、ガンガンに燃料を燃やしたいときは全開にしておく。
煙突キャップはこんな感じ。煙突にスポっとはめるだけ。
本体への取り付けは、突起部を合わせて回して固定。
ピザ窯本体
いよいよピザ窯本体。木製の取っ手を付属の工具を使って固定。
下は正面からの写真、左右の壁と上面は二重構造になっていて、フロントドアと同様に断熱材が入っている模様。
斜め前から。
煙突の周りには隙間が開いています。(矢印部)
二重構造の外側(黒く塗装してある方)だけは煙突と接触しないようにして、高温になる煙突の熱によって塗装がダメージをうけないようにしているのでしょう。
裏面には折り畳みできる脚が3本。
置く場所が平坦でない場合は4本脚より3本での支持の方が安定する。
燃料投入口のドア
上面から
裏面、おそらくここにも断熱材が入っている。
燃料の追加投入はこの穴から入れて
燃料投入口のドアで閉める。
ピザストーン
ピザ窯本体の内側に入れて使うもの。ピザはこの上に置いて焼く。
材質は珪藻土のようなかんじ。
窯焼名人2 アウトドア用ポータブルピザ窯の構造概略
およその構造は下図。白い部分は断熱材です。(推測で描いている部分もあり厳密には違うかもしれません。)
まんべんなくピザを加熱できるように、後方で発生した炎や熱が天井をつたい、手前の煙突から抜けるようになっている構造です。
フロントドアをスムーズに閉じるには?
組み立てている最中フロントドアを閉めようにも、かたくて途中までしか入らず。最後まで閉め切ることができませんでした。
どうやらドアが入る部分が狭いようだったので、下の部分を下向きに押して少し広げてやることで解消。
たまたま僕の物がそういうものに当たっただけかもしれません。もしくはドアがスカスカで落ちてしまわないようにワザとそういう設計にしているのかも。
あとフロントドアを閉めるのは、できるだけ水平にもしくは上側をやや先に入れるとよいです。
というのも、下側を先に入れて閉めようとすると、ひさしが内部に干渉して閉まり切りません。
ここまでしか閉まらない。
下の図のようにひさしが当たっているようです。
次のページではその他の部品についての紹介です
僕のブログも有名になったもんだ♫