こんにちは!さくらんぼーです。
山菜取りに目覚めちゃいました!
猟師になり、山遊びをするようになってから、こんどは山菜が気になってきました。
全くの初心者ではありますが、食べられる山菜に似た毒草が存在することくらいは知ってます。
まずは事前に勉強をするために本を購入しました。
実際に書店で中を見て、僕のフィーリングにあったものを買ったものですが、
いいなと思ったところを引用して説明します。
「山菜採りの教科書」の一部を引用、赤枠を追記
いいなと思った部分に赤枠を付けました。
上から説明すると
- 採取時期がカレンダー状に書いてあり、それが若葉なのか、実なのかも分かる。
- 食べられる部位が分かる。
- 調理法が書いてある。
- 体に害をなすようなことについては、注意点が書いてあり、アンダーラインも引いてある。
- 葉の拡大写真があり、特徴が分かりやすい。
- 見極め&取り方のコツが書いてある。
引用画像は出してませんが、毒草と似ている山菜の一覧表のページがあったり、保存方法のページがあったりと初心者の僕にはありがたい情報がいっぱいです。
この本を見てみるとたくさんの山菜が載っており、今まで雑草だと思っていたものはほとんど食べられるのではないかと、錯覚してしまいます。
2019年度に採った初心者向け春の山菜
初心者でも分かりやすく、似た毒草のない簡単なものを採ってました。
自分の感想も加えながら紹介します。
ツクシ
これは多くの人が知っていると思いますが、田んぼのあぜ道や、川の土手などでよく見ます。
頭の部分の胞子穂が開く前のものを採ります。
兵庫県で4月初旬~中旬に採りに行きましたが、どうやら日なたに生えているものは成長が早いようで、胞子穂が開いてしまったものが多かったです。
採りにくのが遅かったかと残念に思いながら日陰に行くと、開く前の丁度よいものがたくさんあったりしました。
フキノトウ・フキの若芽
フキノトウはつぼみ状のものを採るのですが、4月初旬~中旬ではちょっと遅いようです、ほとんどが開いてしまってました。
買った本によるとフキノトウに似た毒草としてフクジュソウと記載がありますが、似てるんですかねえ?
フキの若芽
フキの若芽は4/20でもたくさん生えてました。
タラの芽
タラの木の先にできる若芽のことで、タラの木はあまり枝分かれしてなく、白っぽい木の表面にトゲがいっぱいです。
そのタラの木の先に緑色のタラの芽がちょこんとついているので、見つけやすいです。
山の斜面で日当たりの良いところで見つけることが多かった印象。4月初旬はまだ芽が小さく、中旬で以降ちょうど良い大きさでした。
人の手の届かない高いところにタラの芽があることがほとんどなので、幹を折らないように曲げてタラの芽を採るのですが、
トゲが鋭いので手で持つのは困難、なので僕は3メートルほどのロープを持って行って、それをひっかけて引っ張ります。
番外編 鬼ゼンマイ(オシダ)
林道沿いにたくさん生えており、ゼンマイだと思ってよろこんで採っていました。
しかし本に載っているゼンマイと見比べると、見れば見るほど違って見える。(むっちゃ剛毛)
たまたま、すれ違ったおじさんに聞いてみると
おじいさん” type=”r”]それは食えへんやつやで
ということでその場でポイっとしました。
その後、ツイッターで鬼ゼンマイというものであると教えていただきました。
ゼンマイ
4月初旬でも見ましたし、4月20日ごろでも見ました。
鬼ゼンマイと違って、黄色または茶色のフワフワの綿状のものが頭の部分を覆っており、茎の部分は毛が生えておらず、ツルンっとしてます。
シダが生えるようなジメッとした湿った地面に生えると思ってましたが、乾燥したところでも見つけることが多く、タラの木の周辺での遭遇率が高かったように思います。
ゼンマイには先端の丸まった部分の違いにより女ゼンマイと男ゼンマイに分かれます。
女ゼンマイは栄養葉と言われる小さな葉っぱが集まった感じ、男ゼンマイはカズノコ状の胞子葉が集まっています。
綿状のものがかぶっていても、女ゼンマイに比べ男ゼンマイは丸く厚みがあります。
男ゼンマイは子孫を残すので、採らないようにしましょう。(僕は知らずに採ってしまってました・・・)
ワラビ
4月20日ごろ、山の日の当たる広場のような場所でたくさん生えてました。
春の山菜採り初心者が使った道具5選
山菜採りの教科書
前述した山菜採りの教科書です。間違いがないか確認をしながら採りました。
3mくらいのロープ
これも先ほど言いましたが、タラの芽を採るためです。
リッチリッチ30
春になり、あったかくなってくるとマダニに注意しなければなりません。
強力な虫よけを使っています。
袋
採った山菜を入れるためのものです。
僕はコンビニとかで貰うレジ袋を持って行きましたが、斜面でこけたり、
ヤブの中の枝とかに引っかかったりして穴が開いてしまったので、今度はもっと丈夫なものを持って行こうと思います。
手袋
もちろん手を保護するためです。
いや~楽しいですね、今シーズンもう一回は行きたいです。
この記事の作成のために、こちらのサイトで勉強させてもらいました。
この記事の作成のために、こちらのサイトで勉強させてもらいました。モリエールあきた
一本の木からすべてのタラの芽を採ると木を枯らしてしまうため、来年のためにも全部を採ってしまうのはやめましょう。
理想的な採り方は、一番上のタラの芽を採って脇の芽を残しておくこと。
一番上の芽を採ることで、木が高く成長することを防ぎ(高いと芽が採りにくくなる)、脇の芽を残すことで脇の芽が枝になり、ゆくゆくはその枝の先の芽を採れるようになるためだそうです。