兵庫県で採って食べた山菜2022 クレソン・ノビル・カンゾウ・イタドリ

山菜アイキャッチ

こんにちは!さくらんぼーです。

春の山菜の時期も終わりかけていますね~

2021年度の猟期中に猟場を開拓していたときに山菜・野草がたくさん生えた場所を見つけました。

今年初めて採って食べた山菜・野草や初めてのレシピをレポートしてみましょう。

クレソン

クレソン

これまでもクレソンを見つけたことはあるのですが、たっぷり採れるほど群生していなかったのでスルーしていました。

猟場開拓時に小川の中に採りきれないほどのクレソンを見つけたので、初めて採って食べることにします。

セリの根っこごと食べるセリ鍋を以前に食べたことがあり、これが美味しかったので似たような感じの鍋にしたいと思います。

ヒゲ根は付くように、大きな根はできるだけ残すようにクレソンを抜きます。小さめのスーパーの袋がいっぱいになるくらいたっぷりと採りました。

クレソン鍋

家に持ち帰り、根に付いた土やゴミ、傷んだ葉を取り除きますが量が多いので大変です。頑張ってキレイにしましょう。

クレソン鍋の材料

  • たっぷりのクレソン
  • 豚バラ
  • 薄あげ
  • ニンニク
  • 麺つゆ

クレソン鍋を調理

  1. 鍋に水と麺つゆを入れて、塩で味をととのえる。
  2. スライスしたニンニクと薄あげを入れて、ニンニクに火が通るくらい煮る。
クレソン鍋を準備

で味付けは終わり。

クレソン鍋

あとは、クレソンを入れて軽く火が通ったころに、豚バラをしゃぶしゃぶしてクレソンを巻いて食べる。

セリ鍋の味を思い出しながらかつ勝手にアレンジした鍋でしたが、根の部分がダシを含んで旨い。

ニンニクも一緒に巻いて食べるとさらにグッド。

相方もそうとう気に入ってくれたようで、何度もこの鍋をしました。殿堂入りメニューです。

ノビル

クレソン群生地の近くに細いネギのようなものが生えているのを見つけました。

ちぎって臭うとネギや玉ねぎのような臭い、これはノビルだと確認、抜いてみると白いラッキョウみたいなものがついています。やはり!こはノビルだ。

帰ってノビルをきれいにします。

緑色の部分と、根っこの付け根を切り落とし、鱗茎(ラッキョウ)の一番外側の皮を一枚むいてやりましょう。

ノビルが採れたらやってみたかったレシピがいくつかあったので、いろいろやって食べ比べてみます。

収穫したノビル

ノビルをそのまま味噌をつけて

ノビルを楽しむには生のノビルに味噌をつけて食べるのが旨いとのことなので、やってみましたが、辛い!!

軽くゆがくというレシピがあったので、やってみましたがやっぱり辛い。

ゆがいたノビル

この辛さは胃を痛くしそう気がするので、このレシピはお蔵入りします。

ノビルの素揚げ

ノビルを油で素揚げにして、塩をつけて食べるだけです。

ノビルを揚げる
ノビルの素揚げ

これは、まあまあおいしいです。

ノビルの甘酢漬け

砂糖、お酢と水を1:1:1と唐辛子の輪切りを鍋に入れて火にかけ、冷まします。

甘酢漬けの材料
甘酢を煮立たせる
ノビルをゆがく

ノビルはひと湯がきしておき、先ほどの液に漬け込みます。

ノビルの甘酢漬け

漬けた翌日はまだまだ漬かりが浅く、いまいち。一週間くらいからよく漬かっておいしい。

ノビルの麺つゆ漬け

家にあった麺つゆは濃縮タイプだったので、水で味の濃さを調整して、その中に湯がいたノビルを漬け込みます。(写真左の袋、右の袋は先ほどの甘酢漬け)

ノビルの麵つゆ漬けと甘酢漬け仕込む

これは翌日から味が浸みこんでいて、美味しく食べられます。

ノビルの麵つゆ漬け

酒のつまみにもなり、ご飯のお供にもなり、今回作ったノビルのレシピの中ではこの麺つゆ漬けが一番好きです。

<追記>

ゴールデンウィーク頃に採ったノビルで麵つゆ漬けしたましたが、球根部分が繊維質になっていて美味しくありませんでした。

カンゾウ

カンゾウ

これもクレソンの生えていた付近に生えていました。交互に生えている葉が分かりやすいです。

カンゾウのおひたし

カンゾウの下処理は簡単、洗ったあとに葉をバラバラにはがしてさっとゆがくだけ。

カンゾウをバラバラにする
カンゾウをさっとゆがく

麵つゆとかつお節をかけて完成。

カンゾウのおひたし

食べてみると味も臭いもない、食感はニラっぽい。無個性なニラといったところでしょうか。

クセがないので非常に食べやすい食材だとは思いますが、個性がなさすぎて僕はあんまりでした。

イタドリ

イタドリはちっさい頃に生のままかじった記憶はあります、とっても酸っぱい山菜。

山とか河原のあちこちで見ることができるイタドリですが、酸っぱすぎるのでそれ以来採って食べようとは思わなかったのですが、たまたま会ったおばちゃんに

湯がいてから醤油・砂糖で炒めると美味しいよ

ちっさい頃から味覚が変化し、今ではおいしいと感じるかもと思い、少しだけ採って食べてみることに。

収穫したイタドリ

イタドリとホタルイカの炒め物

イタドリを鍋に入る長さに切っておいて、沸騰させたお湯の中に投入。

イタドリを湯通しする

1、2分ほどしたらイタドリを取り出して皮をむき、水にさらしておく。

イタドリの皮をむいて水にさらす

下処理したイタドリを食べてみると、やっぱりめっちゃ酸っぱい!

冷蔵庫に今が旬のホタルイカの生の物があったので、なぜか入れてみます。

カットしたイタドリと生ホタルイカ

フライパンに油をひいて、イタドリとホタルイカを炒めて、醤油と砂糖で味付け。

で完成。

イタドリとホタルイカの炒め物

あれっ?そんなに酸っぱくない

炒めたせいなのか、ホタルイカせいなのか分かりませんが、酸っぱさが和らいでいます。

そして和らいだ酸っぱさが旨い、ホタルイカも美味い。

イタドリは調理すると美味しいということが分かったので、今後は採っていこうと思います。(おばちゃんに感謝♪)

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