報告します!! 情報満載だったよ『わなフェスティバル2018』 

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わなフェスティバル2018アイキャッチ

こんばんわ!さくらんぼーです。

念願の『わなフェスティバル』に行ってきましたので、報告します。

わなフェスティバル開催内容

以前の記事『速報!!わなフェスティバル開催情報』で開催内容を書きましたが、参加当日に貰った資料を見ると文章が少し変わっている部分や、追加になっている部分がありました。

まずは、開催当日に貰った資料どおりの文章で内容を書いていきます。

  • くくりわなについて講義及びわなの設置
  • くくりわなの自作実習
  • 昼食:焼肉(イノシシ肉、シカ肉)飲み物(ペットボトルお茶用意)
  • 模範射撃(国際トラップ射面)(スキート射面) 射手名による射撃を見学
  • イノシシ、シカの解体講習(実演) 特殊な技術によるイノシシの解体(簡単なナイフで捌く)
  • 現地(山の中裏山)でくくりわなを設置講習(架設)
  • ドローン研修

僕
前は『一滴の血も皿に残らない捌き方』と書かれていたのに変わってるじゃん!!
『くくりわなを設置講習』が増えてる、これは勉強になりそう♪

昼食

実際には開催内容が上記の順番に行われていませんでした。

いくつかの内容が並行して進められていたため、時系列で書くのが難しく、いきなり昼食に関するところから書きますね。

到着するなり内臓を抜かれたイノシシが目に入ります、写真と同じくらいのが他にもう一体見え、

物影にはこれよりもっと小さいイノシシが2体ほど見えました。

イノシシ
イノシシ

別の場所にあるBBQコンロの上では、皮が剥かれた多分シカを開きの様にしていく作業をしていってます。

僕
皮を剥かれると、イノシシだかシカだか僕には分かりません!
あと特殊な解体方法しているときは撮影をすることが禁止です。注意されますのでやめときましょう。

その他「エゾシカが冷蔵庫に入れているので、あとで振舞います。」とアナウンスがあったり、当日の朝締めたシカを吊るして解体が始まったり、イノシシの解体も複数のテーブルで始まっている。そして同時に4箇所あるBBQコンロで何かの焼肉が始まっている状態。

僕
うぎゃー!!あの解体も見たいこの解体も見たい、焼いてる肉も食べたい!!
どしたらええんや~、僕はわな自作に参加中やし!

でも焼肉の品切れについては心配無用で、お肉はいっぱい出てきました。

いろいろ食べましたが、一番気に入ったのがエゾシカ、ちょうど良い脂の乗りで今まで食べたシカとは全く違いましたね。一緒に行った相方もエゾシカが一番だったと言っていました。

おいしかった理由は、シカの類は夏が旬というのでそのせいなのか、エゾシカだからなのか、分かりませんが・・・

エゾシカの焼肉
エゾシカの焼肉

わな自作

講師は『日本一安い罠の店』の社長

僕
この社長はかつて、わなにかかったイノシシに反撃されて、片足を失ってしまったそうです。
今は義足で、その敵討ちでわなの販売をしていると、笑いながら言ってました。

使ったわなは『パート2』というもので、カタログを見ると今年7月販売の新商品のようです。

カタログでの価格は5セットで25,500円なので、25,500/5で1セットあたり5,100円

今回のわなフェスティバルでの参加費(わなキット含む)は4,000円、見学だけの場合は1,500円なので、わな代としては4,000-1,500=2,500円

およそ半額でわなを入手できたことになります。儲けました♪

部品一式
部品一式

それでは組んでいきます。まずは、スネア部分(獲物をくくっておく部分)の作成

U字ボルトで、ねじりバネとプレートを止める。

プレートをねじりバネに仮固定

プレートの左右に開いている穴は、ペグを打ち込んで地面に固定するためのものです。

設置する地形に合わせて回転できるように、このような固定方法になっており、本締めは現場の地形に合わせたあとに行います。

プレートの左右に開いている穴は、ペグを打ち込んで地面に固定するためのものです。

プレート

足をくくる部分に締付防止ストッパーを通す。このワイヤーのくくってある部分はすでに作ってあった。

ちなみにワイヤーの直径は4mmでした。

僕
わな作動時になめらかに締まって、かつ緩まない結び方なのでしょう
この結び方は覚えておこ~っと

足をくくる輪の部分

ワイヤーの反対側を、①ねじりバネの穴 ②ワイヤー止め ③アルミスリーブ(ダブル) ④よりもどし ⑤Uターンしてアルミスリーブの順に通す。

僕
すっぽ抜けないように、ワイヤーのはしっこはアルミスリーブから2cmくらい出しておきます。

この順番で通していく

この順番で通していく

そしてカシメ器でアルミスリーブの二箇所をカシメる。

僕
『日本一安い罠の店』で売っているカシメ器は、この店オリジナル商品で、グリスをさしやすくしているなどメンテナンス性が良いと猛烈アピールしてました。

2箇所をカシメる

これでスネア部分(獲物をくくっておく部分)の作成は完了。

次にリード部分(木につないでおく部分)を作っていきます。

スネア部分に取り付けた、よりもどしのもう一方の穴に2本目のワイヤーを通して先ほどと同様にカシメる。

よりもどしの反対側にワイヤーをカシメる

2本目のワイヤーの反対側もカシメて完成。(写真のU字の金具はシャックルといいますが、これはあとからでも付けられます)

木にくくる部分をカシメる

僕
以上でわなの作成は完了
次はわなの架設です。

架設

わなの架設講習ではうまく写真が撮れなかったので、家の中で手順を振り返りながら説明します。

まず、この毛布を設置場所に見たてます、斜面の山側は写真左、黄色い線が獣道だと思い込んでください。

斜面に見たてた毛布

地形に合わせてプレートを固定

地形に合わせてプレートとねじりバネの角度を決め、ラジオペンチで本締め。

今回はねじりバネはプレートに対して垂直で固定。

プレートのナットを本締め

踏み板にスネア部分をはめる

踏み板に開いている穴とは反対側の中央付近に、スネアの結び目がくるようにはめていく。(この状態はまだスネアの輪が固定されていないので、指を離すと踏み板が落ちてしまいます)

踏み板をはめる

①ねじりバネの上の穴にもワイヤーを通し、②ワイヤーを引いて輪を締めて、③ワイヤー止めのネジを締める。

この状態になると、指を離しても踏み板はある程度固定されており、落ちません。

輪を締める

本体を埋める

地面を3cmほど掘り、穴を谷側に向けて本体を置く。

本体を埋める

本体に踏み板をのせる

本体に踏み板をのせる、斜面の山側にねじりバネの回転軸を向けた形になる。

回転軸を山側に向けることで、作動したバネが上方に動き、獣の足の根元をくくろうとする。

本体に踏み板をのせる

下の画像に描いた赤い線のように回転軸が本体より下にあると、わながあまり上まで跳ね上がらず、獣の足をはじいてしまう。

捕獲しにくくなるのダメ

ダメな架設

プレートの固定

①ペグを打ち込んで、プレートを地面に固定、②ピアノ線を差し込む

このピアノ線はわなが作動したときに、ワイヤーの輪の部分が上方に行きやすくするためのガイドの役目です。

ピアノ線の飛び出す長さは10~15cmになるように、余分な部分は切断する。

ペグを打ち込む

リード部を木にくくる

リード部を木に巻いて、シャックルで固定。(家に転がってた青いストレッチポールを木に見たててます)

木にくくりつける

わなを隠す

下の写真は架設講習時のもので中途半端な状態ですが、踏み板に土や草を入れて、ピアノ線に落ち葉をさしてカモフラージュしてます。

ねじりバネの上の部分にはシュロ皮をあらかじめ巻いておくらしい。

講習時の写真

ノウハウや注意点

解体時に聞いたノウハウや、日本一安い罠の店の社長から聞けたノウハウがいっぱいあったので、まとめます。

わな作成時

  • ねじりバネの部分はシュロ皮で巻いてカモフラージュ
  • ねじりバネを圧縮する時は、顔に当たらないような向きで行う
  • 今回使用したわなの、スネア部分に使っているワイヤーの芯には麻を使っているため、しなやかになっている

設置時

  • 斜面に設置する時は、ねじりバネの回転軸を斜面の高い方に置く
    (作動した時にワイヤーが上方に行くようにするため)
  • ワイヤーのガイドとなるピアノ線は10~10cmくらい出す

イノシシの習性

  • エサ場に設置したわなはかかりにくい
    (エサ場でのイノシシは、鼻で地面を掘りながら歩くため)
  • 分かりにくい獣道の方が大きなイノシシがかかりやすい
    (よく使われている獣道は小さなイノシシも使うが、分かりにくい獣道はおとなになった慎重なイノシシが使う傾向がある)
  • わなの直前直後に木の枝や石を置いておく、さらに少し遠いところにも置いておく
    (固い物があるとそこはまたぐ習性がある、複数個あることで警戒心がやわらぐ?)
  • 置く木の枝や石は現場にあるものを使う、できれば元々ある枝などののすぐ横に設置するのがよい
    (イノシシは獣道の詳細まで覚えているので、違和感を極力与えないようにするため)
  • 近辺に獣道がたくさんあるからといって、全てにわなを仕掛けるとイノシシが警戒して逆効果になる。
    獣道が5個あったとしても一個まで。
    獣除けとしてわなを仕掛けようと考えている(獣を獲るつもりがない)農家は一杯掛けよう。

解体

  • 皮をはぐ時に、皮を持つ手がすべる場合は、皮に穴を開けて指を入れると滑らない

日本一安い罠の店の来年の商品

  • 電子式のくくりわなを商品化するらしく、わなをの厚み4mm程度になるので、地面に埋める必要がない
  • 肉のスライサー+ミンサー(ミンチにする機械)+スパイス?+レシピ?+などなどをセットにして販売
    みんながジビエ肉をよりおいしく料理できるようにしたいということだそうです

初めてわなフェスティバルに参加しましたが、このブログを通じて知り合いになった方ともお会いできて楽しかったし、色々収穫がありました。

僕
みなさん、行った方がいいですぞ~!
っと言いたいところですが、来年もまた行きたいので、みなさん行かないでください(笑)

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