ある日のこと
ありあーす!いただきます♪
ただ、むっちゃ硬いメスやったけど、それでもええか?
そうなんですね、硬いのってどんな感じか知りたいんで、硬くてもいいのでください!!
硬い肉はパイナップルに漬けるか、マイタケに漬けると軟らかくなるから、やってみたらええわ
パイナップルで軟らかくなるのは聞いたことあるけど、マイタケは知りませんでしたわ。
と言うことで、イノシシ肉をいただきました。
もらったイノシシ肉
もらったイノシシ肉は、モモのスライスとスペアリブ
硬さの違いを比較するために、それぞれ
- ノーマル(漬け込まないもの)
- パイナップルに漬けたもの
- マイタケに漬けたもの
の3つのパターンにしたいと思います。
硬すぎて食べられない可能性あるので、ノーマルは少な目でいきましょう。
パイナップル
パイナップルに漬け込み
ちっさい安もんのパイナップルの半分をミキサーにかけて、ペースト状にしたものを、
まんべんなくイノシシ肉に塗り、バットに並べて、冷蔵庫で1日寝かします。
パイナップルの酵素はブロメライン
パイナップルにはブロメラインという酵素が含まれており、この酵素にたんぱく質を分解する力があります。
そして、この酵素は熱に弱いです。
缶詰は殺菌するために熱をかけているので、酵素が死んでしまっているであろう。
ということに、缶詰のパイナップルを買った後に気付きました。
フレッシュなパイナップルを買いなおしました。
マイタケ
マイタケに漬け込む
マイタケはできるだけ細かいみじん切りにして、イノシシ肉にまぶして1日冷蔵庫で寝かせる。
マイタケの酵素はプロテアーゼ
マイタケにはプロテアーゼという酵素が含まれており、これも熱に弱いとのこと。
また水溶性のようです。
こちらのサイトによると、マイタケを漬けた水に魚肉ソーセージを漬けておくと、魚肉ソーセージが崩壊するとのこと。
イノシシ肉柔らかさ確認会
ホットプレートで焼き肉にして食べます。
まずはノーマルを
まずは何もしていないノーマル、をパクり・・・あれっ?!
硬くないぞ・・・
ということは・・・
パイナップル漬けを
嫌な予感がしつつ、今度はパイナップル漬けを焼いていきます。
焼いたそばから肉がボロボロ、そんなに使ってないホットプレートなので表面のテフロン加工は劣化してないはずなのに。
ボロボロ・・・・
まともに箸でとることができず無惨な状態に。
食感は軟らかくなりすぎて、肉を食ってる感じがゼロ!
パイナップルの甘味がしっかり移って不味し!
最後にマイタケ
次にマイタケ、表面のマイタケを取り除いてから焼きます。
肉の柔らかさはパイナップルより残ってます。
みじん切りのため、それほど酵素が効かなかったのがよかったのかもしれません。
ミキサーにかけていたらどのようになっていたか気になります。
味は、甘くない分パイナップルよりましだけど、マイタケ臭がキツイです。
もし臭いイノシシを食べるときには、臭い消しに使えるかもしれませんね。
まとめ
硬さの比較
肉の硬さ | 調理法 |
硬い |
ノーマル(そのまま) |
マイタケ(みじん切り) | |
パイナップル(ミキサー) |
味の比較
肉の味 | 調理法 |
おいしい |
ノーマル(そのまま) |
マイタケ(みじん切り) | |
パイナップル(ミキサー) |
高齢猟師の硬い肉
高齢になると歯が弱くなってきたり、アゴの筋肉が弱くなってきますね。
高齢猟師の言う「硬い」はあまりあまり気にしなくてもいいかもしれません。
次に本気で硬い肉が来たときはもっと時間を短くしてみよう
さくらんぼーよ、イノシシいるか?