猟期の終わりまであと少しと迫ってきました、残りの猟期を満喫したいと思っている さくらんぼーです。
鳥が臭い
今期になって初めて念願の野生の鳥を得ることができ、それらを食べるための解体方法や調理方法は本やネットを参考にして行ってます。
これまでに獲った鳥や、いただいた鳥を食べてみると程度の差はあるがすこし変な味がするものがありました。
それはだいたいお尻の部分、焼き鳥でいう「ぼんじり」の部分を食べたときに感じており、ちっさな鳥であるヒヨドリでもそう。
なんかぼんじりが怪しいので、以前に獲ったコガモ(関連記事:お年鴨ゲット!)の解体の際に、
ぼんじりの部分を捨ててしまおうと切って観察すると・・・
なんやこの金○みたいのは!!ちかもチ○コみたいなのまで!!
けど背中側にあるのはおかしいよな??
ということで調べてみると
尾脂腺
これは尾脂腺というもので、鳥が羽づくろいをするときに使う脂をこの器官が作っており、こいつが臭いとのこと。
羽づくろいのときにお尻の辺にクチバシを突っ込んで脂を付けて、そのクチバシを羽こすりつけることで、羽の撥水性や耐久性を保っているんだそうだ。
言われてみれば、動物園で鳥がお尻のへんをついばんでるのを見たことがあるある!!
そしてこの尾脂腺はアポクリン腺の一種であるということらしい、アポクリン腺ってワキガの原因とも言われてるので、うん、そりゃ臭いわけだ
そしてヒヨドリも同じように尾脂腺がある。
尾脂腺のことはハンターのバイブル「狩猟読本」には記載がなかったので、初心者ハンターは気を付けくださいね。勉強のためにあえて食べるのもありですが・・・
ではどのようにして「尾脂腺」という単語を知ったかというと、「これから始める人のための狩猟の教科書」に載っていたから~
この本はライフル・散弾・エアライフル・罠・網の猟について広く浅く書いてあり、マンガのような絵がたくさん入ってて読んでて楽しいですよ。
臭さの原因の絞り込み、体験するために
今回のコガモは尾脂腺をぼんじりごと捨てたけど、尾脂腺周辺の肉に臭いが付いているのか確認するために、こんどは尾脂腺だけを除去してぼんじりを食べてみよう。
あと怖いけど、勉強のために下記もゆくゆくは試してみようかな
- 尾脂腺だけを食べる
- 筆毛を除去していない皮の部分だけをたべる
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