キャンプツーリングのテントはNaturehikeのhiby3がおすすめ

hiby3 アイキャッチ

こんにちは!さくらんばーです。

僕が思うキャンプツーリングに適したテントにやっと出会いました。

それはネイチャーハイク(Naturehike)のhiby3(ハイビー3)、キャンプツーリング用として4個目に買ったテントで、今のところベストのテントです。

このhiby3がベストのテントだとした理由について書いていきます。

キャンプツーリング用テントに僕が求めること

まず、キャンプツーリング用テントを買う時に重要視することは以下です。

これらを満足するテントが最低条件で、それを満足する物の中から細かい部分を確認しお財布と相談して決めていくのが僕のスタイル。

ブランドなんて二の次や

ダブルウォール式であること(フライシート+インナーテント)

何日もキャンプツーリングをしたりするので、その間に雨に降られることがもちろんあります。

また季節ごとにテントを変えることができるリッチメンではないので、四季を通して1つのテントを使います。

なので虫を防ぎ、雨や寒さとそれによる結露に強いダブルウォール式が必須。

2人用くらいの広さのテント

キャンプツーリングなので1人用で良いと思うかもしれませんが、キャンプツーリングではブーツやヘルメットなど、登山などのソロキャンプよりどうしても荷物が多くなります。

またロングのキャンプツーリングとなると着替えとかキャンプを楽しむためのギアなども持っていくと荷物は結構大きくなります。

タープを持っていれば別ですが、寝るスペース以外に荷物を置くスペースが必要なので1人用よりは大きいテントが必要。

前室が広いこと

前述の通りキャンプツーリングではそれなりに荷物が多いということに加え、ブーツはインナーテントの中に置いておきたくないので広い前室が必須。

ちなみに僕の場合は下のような灯油タンクが2個はいるホムセンボックスをバイクにくくり付けていて、その中にいろいろ道具を入れています。この大きなボックスを置けるくらいの前室が欲しいところ。

あと、前室が広いと使ったチェアやテーブルをたたまずに前室に放り込んで置けるので便利です。

自立式テントであること

ペグを打たなくてもテントとして形を成すのが自立式テント、地面にペグを打つことができない場所でもテントを張れます。

かつてキャンプツーリング中に土砂降りに会ってしまい、キャンプ場にもたどり着けずということがありました。

その時は、近くにあった温泉施設にお願いして、閉館後の軒先にテントを張らせてもらったことがあります。この軒下の地面はコンクリートでしたが自立式テントだったので問題なく張れました。

トラブルがつきもののキャンプツーリングに柔軟に対応できるのが自立式テントです。

これまでのテントで一度だけ浮気して自立式ではないテント(ワンポールテント)を買ったことがありますが、この経験があったことで自立式がベストだという結論になりました。(後述します)

軽量・コンパクトであること

エンジンが付いたバイクが運ぶので、登山用テントのようにストイックになる必要はありませんが、できるだけ軽量・コンパクトである方がなにかと楽です。

かつてサイドスタンドを立ててバイクを駐車していたところ、荷物の重さでサスが沈んでサイドスタンドの反対側にバイクごと倒れていたことがあります。

重要視しないこと

ちなみに重要視しないこともあります、それは生地の防水性能。

フライシートとインナーテントの下部それぞれに防水性能の数値がうたってありますが、その数値が実使用でどの程度の意味があるか分からないというのもありますが、とにかく気にせず選んでいます。

メーカーも常識の範囲内で生地を選択しているでしょうし、防水性能の差で生きるか死ぬかに影響する極地でのキャンプなんてしないのでそんなに気にしていません。

仮にフライシートの防水が弱くてフライシートの内側に水が浸みたとしても、ほとんどはフライシートの内側をつたって地面に落ちるだろうし、少々の水滴ならインナーテントが守ってくれる。

インナーテント下部の防水についても、そもそも雨水がたまるような窪地にテントは張りませんし、グランドシートが地面からの浸み出しは防ぎます。

これまで雨が降ったときにフライシートに覆われていないインナーテント下部が雨に当たったり、流れてきた水によって隅っこが少し浸水することはありましたが、濡れてもよい荷物を下に置いてその上に濡れて欲しくない物を置くなどの工夫をすればいいだけです。

歴代のキャンプツーリング用テントたち

歴代のテントを買った順に紹介します。hiby3推しの理由が分かってもらえるかもしれません。

アルパインデザイン ツーリングテント

アルパインデザイン ツーリングテント

これはこのブログの初期のトップページの画像でした。

スポーツオーソリティのプライベートブランドのアルパインデザインから出ているテントです。

前室

前室がまあまあ広く、大きなホムセン箱でもなんとか入り、付属のキャノピーポール(実はこれが鉄でできているので重い)を使って前室の幕を持ち上げれば小さなタープにもなります。

室内

室内は、寝ている体の横にヘルメットを十分置けるくらいの幅があるため快適で、キャンプツーリングの荷物に十分対応できました。

重量・大きさ

重量が4.2kgとやや重く、収納時サイズが約17x43cmとややずんぐりむっくりなので、バイクへの積載性が若干悪いのが不満点。

僕が買った後に、鉄製のキャノピーポールの付属がなくなって重量約3.6kgになった後継品が出ていたりしました。しかし今見ると完全に廃番になっていて、下のようなテントしか見つかりませんね。

ドッペルギャンガー アウトドア ウルトラライトリラックステント T2-165

DODの前身のブランドである、ドッペルギャンガー アウトドアのテント。

hiby3に出会うまではこのテントが一番気に入っていました。

写真が全く残っていなくて、すでに販売終了しているものですが、DODのホームページに画像がありましたので引用します。

DODホームページより引用

前室

二か所ある入口の両方が広い前室になっており、僕の使っている大きいホムセン箱でもスッポリです。

寝る時は一方の前室にホムセン箱とチェアーをしまい、もう一方の前室にテーブルとブーツを置いていましたね。

室内

よくある自立式のテントはメインポールが2本ですが、このテントは室内の天井を広げるように3本目の短いポールがあります。

二人用ということなのでもともと室内は広めですが、3本目のポールのおかげで中で座っていても圧迫感を感じることなく快適です。

重量・大きさ

収納サイズは(約)480 × 直径130mm、細くて長い感じですのでバイクのシートにくくり付けやすく、
また、重さも2.8kgと結構軽いのが気にいっていたポイントです。

ちょっと残念なポイントは、フライシートのすそが短めであることですね。
強い雨が降ると、インナーテントの下の方が濡れます。

と気に入っていたテントですが、あるときに台風並みの風をくらいました。

その時はアルミのポールが曲がったくらいだったのでそのまま使っていると、ある日にアルミポールがポキっと・・・このテントはお亡くなりになりました。

その記事は下記です。

ディーオーディー(DOD) ライダーズワンポールテント T1-442

ディーオーディー(DOD) ライダーズワンポールテント T1-442

さきほどのテントが壊れてしまったので、前々から気になっていたワンポールテント試してみようと思いこれを買いました。

前室

これはかなり広いです。僕のホムセンボックスを入れても半分余るくらい。

室内

下の絵(赤い線がワンポールテントの幕、水色の線がドームテントの幕のイメージ)のように、ワンポールテントの幕は人にかぶさるようになります。

なので床面積が同じだとしても、ワンポールテントはドームテントに比べて圧迫感があります。

ワンポールテントの弱点

重量・大きさ

重量は2.6kgと軽く、収納サイズは(約)直径14×長さ50cmとバイクへの積載は良いです。

と、ここまではいいのですが、ワンポールテントならではデメリットが分かりました。

  • ペグがすぐ抜ける
    ドームテントに比べてペグにずっとテンションがかかっていているし、地面に対して浅い角度で打ち込むので地面ごと持ち上がったりして抜けたことが多々、一日に何度も打ち直したこともあります。
  • 室内の圧迫感
    さきほど言ったとおりです。
  • 真ん中にあるポールが地味に邪魔
    一本しかないポールですがこれがインナーテントの出入り口のど真ん中にきます。大きいテントだと気にならないかもしれませんが、キャンプツーリングに使うような小さいテントだと出入りにストレスを感じます。
  • フライシートを張ったあとに、インターテントを吊り下げるために何か所もフックをかけます。フックをかけるために、フライシートとインナーテントの間に体を突っ込んでの作業がけっこうめんどくさい。

そしてNaturehikeのhiby3(ハイビー3)

写真手前の白いやつがhiby3です。(念のため)

hiby3

前室

写真のピンクの点線が全室、ホムセン箱以外の荷物も余裕で入ります。

また前室への入り口が左右にあるのもこれまたいいです、一方の出入り口がホムセン箱でふさがっても問題ありません。

あとチェアを入れて座ることができるほどの広さと高さがあるので、タープ無しでもいけます。

hiby3の前室部分

室内

マットを敷いてもまだまだスペースがあります。十分な広さがあるので、ヘルメットやジャケットを適当に置いても大丈夫。

ちなみにこのhiby3は一応3人用ですが、3人で使うとなるとかなり密着状態になるでしょうね。

hiby3の室内

重量・大きさ

総重量 3.2kg、収納サイズは17×54cm。そこそこ軽いし、バイクへくくり付けるのも問題なし。

Naturehikeのhiby3(ハイビー3) で気に入っているところ

インナーテントは外さなくてよい

多くのダブルウォール式のドームテントは、ポール使ってインナーテントを立てた後に、フライシートをかぶせて固定という順で組み立てます。

つまり、フライシートのみで設営ができないということ。

対してhiby3では、ポールはフライシートに通すので、フライシートのみでも設営が可能。

フライシートのみでも設営できて何がいいの?というところですが、それ自体にはメリットは感じていません。

下の写真の通り、hiby3のポールはフライシートの外側にあるスリーブを通しているところがミソで、インナーテントをフライシートに取り付けたままポールを通すことができます。

hiby3の外観

なので、設営はポールを通してペグダウンすれば完了だし、撤収はペグを抜いてポールを抜けば完了。インナーテントをわざわざ外す必要がありません。

使う時のコツ

ポールは先に全部通す

hiby3はスリーブにポールを通すタイプなので、まずは3本全てのポールをスリーブに通すことからスタート。

立てる時は一番短いポールからです。

hiby3にポールを通す

専用グランドシートの向き

付属している専用のグランドシートは若干台形になっており、狭い側が足の方になります。

足側がわずかに狭いだけなのでパッと見では違いが分かりにくいですが、縫い目が狭い側に寄っているのでそれを目印にします。

hiby3のグランドシートの向き

ポールの入っている袋

撤収時に、ポールの入っていた袋にポールを入れようにもなかなか入ってくれません。

なにかコーティングしているためなのか、外側の表面に比べて内側は滑りが悪いのです。

hiby3のポールを入れる袋

なので、見た目は悪いけど袋はひっくり返して使っています。

hiby3のポールを入れる袋は裏返す

ということで、hiby3は僕のキャンツースタイルに適していていると思っています。

かつては、アライテントのドマドームやヒルバーグのソウロがいいなと思ったことがあります。

これらは高くて手が出なかったわけですが、それらのテントよりhiby3の前室は広くて使いやすいのではないでしょうか、しかもはるかにお求めやすい価格になっています。

では、よいキャンプライフを!

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