泥抜きとか飼い方
実は、釣ったその日のうちに河原でさばいて食べたことがあります。
その時は泥臭いということはありませんでしたが、基本的には泥抜きをした方がよいそうです。そのその日のうちに食べた個体がたまたま臭くなかったという可能性もありますしね。
あとは一回では食べきれない量が釣れたときは、食卓に並ぶまで家で飼うことになります。
スッポンを飼う場所作り
スッポンが脱走しないように、ロックができる蓋付きの大きい衣装ケースで飼っていて、その蓋には空気穴を開けています。(スッポンシーズン外は、普通に収納に使ったり、モクズガニの泥抜きに使ったりしています)
この衣装ケースはツルツル滑る材質なので、スッポンが壁をよじ登って蓋をこじ開けて脱走することはなさそうです。
ただ、柔らかい材質でもあるので蓋をこじ開けてしまわないように、念のため蓋をロープで一か所縛っています。(←心配性)
あと中にはスッポンが隠れられるように、100均で買ったプラスチックの板をポンっと入れています。
というのも、これまでに獲ったスッポンも衣装ケースに入れていましたが、鶏肉などのエサは一切食べることがありませんでした。
ストレス緩和のために今年は隠れるところを設けたところ、エサよっては食べてくれています。
今のところうちのスッポンの好みは次のような状況
- 食べたもの:鶏むね肉、鶏モモ肉
- 食べなかったもの:鶏手羽元、鶏レバー
水の入れ替え
水は毎日入れ替えています。水深はスッポンの体高の倍くらいの深さ。
入れ替えた直後はこんなに綺麗だった水が
こんなに濁っています。これが飼って一日たった後の状況。
これはこれで周りから見えなくてスッポンたちは落ち着くかもしれませんが、ドブのようなひどい臭いが発生するので僕たちが落ち着かない。毎日水の入れ替えが必要です。
この排泄物まみれの水は手に付くだけでも臭いが染みつきます。洗ってもほのかに臭うので、気になる人はゴム手袋を準備しておいた方がいいかも。
この水の底には虫の羽根だとか、かみ砕いた貝殻だとか、砂など固形物がいろいろ入っていて、臭いを我慢して観察すると勉強にもなり面白いです。
そして、飼いだして1週間後の水の入れ替えのときには
釣ったときに飲み込まれた針が出てきました。
1週間かそれ以下の期間で消化器官の内容物は排出されることが分かったと同時に、カエシのある針が抜けて肛門から出すことができる体のたくましさに感心です。
このあとはスッポンのポンちゃんの画像ギャラリーです。
衣装ケースの壁に、鼻を押し付けて潰れている状態。
壁をよじ登るのをあきらめたときによくこの状態になります。
ムギュ!!
ムギュ!!
っとしながらも鋭い眼光、ゴジラのようなイカツサもかもし出しています。
かわいいやつらですが、そろそろ捌いて食べてやりましょうかね。
半透明の衣装ケースなので、周りが見えて落ち着かないのかな?