こんにちわ さくらんぼーです。
今僕が持っているスコープは中古で買ったFXサイクロン付いていたものが1個、知り合いハンターから中古品を買ったものが1個の合計2個、現在愛銃FXサイクロンについているのは知り合いハンターから買った物。
前回の猟期ではたくさん弾を外してました。
その弾が当たらない理由はスコープの「倍率が低い」「レティクルが太い」「精度が悪い」、とスコープによる原因がすべてなのです。なので新しくスコープを買うことにしました。
・・・もちろん冗談です、当たらなかったのは僕の腕のせいなのは重々分かっております。ただ単に新しいスコープにチャレンジしたかっただけ・・・
初めてなことリスト
- 個人輸入をすること
- スコープを初めて自分で選んで買うこと
- 初めてのFFP(First Focal Plane:第一焦点面)式のスコープを持つこと
初めての個人輸入
新しいスコープが欲しいが、欲しいスペックを満足するものとなると国内での購入では恐ろしくお高い
個人輸入するとエアライフル関係の道具が安く買えると聞いていたので、実際に個人輸入している先輩方に聞いてみました。
なるほど、帰って調べてみよう!
アリエクスプレス(AliExpress)
アリエクスプレスのサイトに行ってみると馴染みのあるアマゾンのサイト構成とよく似てる、各商品には☆印で5段階の評価が付いてるところまで同じ。
使い方の簡単な説明
画面上部の『ship to』のボタンで『japan』を選択、これで日本向けの送料が反映されます。同じボタンで通貨も選択するようになってます。
『ship to』のボタンで『japan』を選択した後に、商品の価格の下に『Free Shipping』と書かれていれば日本への送料は無料です。これは分かりやすくてありがたい
先ほどの『ship to』のボタンの更に右のボタン『Language』で表示される言語を選択、日本語もあるが、思ったとおり怪しい日本語に訳されます。(自動翻訳でしょうね)
輸入承認
日本には輸入承認制度というものがあります。その対象となる物品を輸入する場合は事前に経済産業省に書類を提出し承認をもらい、通関の際にその承認された書類を税関に提出する必要があります。
承認が必要となる物品として『軍用の武器、けん銃等の部分品・付属品(関税率表:93・05)』 があり、エアライフルなどの銃に関する部品や付属品には注意が必要。
スコープはこれに該当するかというと。
ライフルスコープについては、税関のホームページ上の「関税率表解説・分類例規」(下記ウェブサイト参照)において、「第 93 類 武器及び銃砲弾並びにこれらの部分品及び附属品」についての解説があり、これによれば、「武器とともに使用するのに適する望遠照準器その他の光学機器で、火器に装備したもの及び装備する火器とともに提示するものは武器とともにその所属を決定する。
他方、単独で提示すれば当該光学機器は、この類には属しない(90 類)。」とあります。ここで示されるように、ライフルスコープが 90 類に属する光学機器であれば、輸入承認申請の必要はありません。
関連資料を一通り読みました。難しい言葉でいっぱい書かれておりややこしいですが、ライフルスコープ単体は拡大機能があれば90類の光学機器に分類され大丈夫なようです。(銃と同時の輸入の場合は銃と同じ分類にされる)
税関資料より抜粋
またスコープリングも93類から除外されるとのこと。
よし、これで安心して注文ができる。←僕は小心者
スコープ選び
欲しいスペック
新しく買うスコープに欲しいスペックは下記
- 倍率:可変式で最高倍率が24倍
(今のスコープの最高倍率は16倍でもっと高倍率が欲しかったので) - フォーカス調節可能距離(パララックス):10ヤード以上
(ヒヨドリは10m(約11ヤード)位の近距離で狙うことがあるので) - フォーカス調節機構:サイドフォーカスタイプ
(スコープを覗いたままピント調節がしやすい) - チューブ径:30mm
(今のスコープマウントが30mmなので) - レティクル形状:ミルドット
(猟にはミルドット以外考えられません) - 焦点面:FFP(First Focal Plane:第一焦点面)式
(倍率の変更に合わせてレティクルの大きさも変わるので狙点の計算が楽そう、それと今まで使ったことがないので使ってみたい)
選んだのはディスカバリー製の『VT-T 6-24×50 SFVF』
悩みながら選んだのは中国のディスカバリー(DISCOVERY)社製の『VT-T 6-24×50 SFVF』で約$250(送料無料)、最高倍率24倍でサイドフォーカスのタイプかつFFPの物を日本で購入しようとすると数倍の値段がするのではないでしょうか。
あとこのスコープにはレティクルを光らせるイルミネーションの機能は付いてません。
実際の猟でイルミネーションがなくて困ったことないし、この機能が付いたスコープとなると値段が高くなるか、同じ位の値段で探すと他の機能をあきらめることになるので。
しかし高機能の割りにこの安さ、やっぱり品質面は不安、安いといっても僕には大金なので失敗だったらどうしよう(ドキドキ)
注文から到着まで
注文
アリエクスプレスでの注文は日本のアマゾンなどと同じようにアカウントの作成、クレジットカードの情報入力、発送先の住所を入れたり。中国語ではなく英語で入力してください、英語力の貧弱な僕でもいけました。
配送状況
初の個人輸入なのでちゃんと荷物が発送されたのかが気になりますが、アリエクスプレスの注文履歴の中にある『Track Order』のボタンを押すと配送状況が細かく見ることができるので安心。
到着
およそ2週間ほどで我が家に無事到着!
とここで安心してはいけません、届いた荷物に欠品や欠陥がないかの確認をして問題なければ、アリエクスプレスの注文履歴の中にある『Confirm Goods Received』のボタンを押してあげましょう。「ちゃんと荷物が届いたよ」と伝えるためです。
梱包を外してみると
一応プチプチで巻かれていましたが、写真右側の箱が変形
中身を見たところ特に問題なさそうなので、『Confirm Goods Received』を押してあげました。
これが『VT-T 6-24×50 SFVF』の一式
- スコープ本体
- バトラーキャップ前・後
- ハニカムサンシェード(対物レンズ側につけて余計な光がレンズに入らないようにする部品)
- スマホホルダー本体(スコープの接眼レンズ部分にスマホを付けるようにする部品、ブログに猟の動画をあげられるかもしれないと思ったので、実はこれが購入の決め手??)
- スマホホルダーをスコープに取り付けるパイプ状の部品
- スマホホルダーとパイプ状部品を固定するネジ
- 保護リング(スコープの接眼レンズ部には上記のパイプ状の部品が取り付くようにオネジが切られており、その露出したネジ山を保護するためのもの)
- クリーニングクロス
- 取説(英語)
- 六角レンチ(スコープ本体にも付属品にも六角形の穴無し!なんのために付属しているのやら)
さあ次回はこの『VT-T 6-24×50 SFVF』を細かく見ていきましょう!
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