こんばんわー、さくらんぼーです。
猪醤肉(イノシシジャンロー)
「狩猟の教科書」に載っている「猪醤肉(イノシシジャンロー)」という料理、熟成させた猪肉で作るのだがどれほどおいしいのか前々から気になっており、先輩猟師からいただいた猪肉でやってみます。
イノシシ肉の熟成
ペットシーツで包み(サイズは60×45cmを使用)冷蔵庫のチルド室で2週間熟成(途中様子を見ながらひっくり返したり、ドリップをペットシーツがある程度吸ったら交換したりする)
![熟成前](https://sakuranbouworld.com/wp-content/uploads/2018/02/janro1-300x225.jpg)
![2週間熟成後](https://sakuranbouworld.com/wp-content/uploads/2018/02/janro2-300x225.jpg)
写真では分からないが、水分などが抜けて締まった感じになられております。
材料
- 食材:熟成猪肉、ゆで卵
- 調味料:紹興酒、醤油、砂糖
- 臭い消し・香辛料:にんにく、ねぎ、八角
![材料](https://sakuranbouworld.com/wp-content/uploads/2018/02/janro3.jpg)
調理
圧力鍋に全部入れて煮ます。(圧力鍋を使ったのは僕のアレンジ、軟らかくしようと思ってやりました)
![圧力鍋で煮る](https://sakuranbouworld.com/wp-content/uploads/2018/02/janro4.jpg)
時間は、30分ほど煮る⇒蓋を開けず(圧力を抜かず)に放置⇒そのままで外出、帰って来てもう一度30分ほど煮る、で取り出してみると
![猪醤肉完成?](https://sakuranbouworld.com/wp-content/uploads/2018/02/janro5.jpg)
肉はかなり軟らかくなってる、そしてタコ糸がユルユルになってる、油がやわらかくなって糸が食い込んだのかな?
実食!
![食べマース](https://sakuranbouworld.com/wp-content/uploads/2018/02/janro6.jpg)
食べてみると・・・
そんなに、うまくな~い!
圧力鍋を使用したの失敗かも、柔らかいけどバラバラのボソボソで旨みが抜けきった肉の繊維って感じ。
せっかく丹精込めて育てた(熟成させた)猪肉だったのに、こんどは圧力鍋は使わずやってみたいと思います。
あと、ゆで卵は中まで味がよく染みてて旨かった。
とりあえず、全部食べて残ったこの汁、猪肉のうまみがさぞかし溶け込んでいるのだろう、このまますてるのがもったいない・・・
![](https://sakuranbouworld.com/wp-content/uploads/2020/02/bikuri.jpg)
猪魯肉飯
台湾で食べた魯肉飯(ルーローファン)だ!
八角が入ってて甘辛い感じがよく似てたと思う。
そういえば、まだ猪肉の脂身が多めのものが少し残ってたのでこいつを使って「猪魯肉飯」にしてやろう!!
![魯肉飯の肉](https://sakuranbouworld.com/wp-content/uploads/2018/02/janro7.jpg)
猪魯肉飯の作り方
- イノシシ肉をサイの目に刻む
- 猪醤肉の残った汁で煮る
- ご飯にかける
![魯肉飯の肉を切って鍋に](https://sakuranbouworld.com/wp-content/uploads/2018/02/janro8.jpg)
![魯肉飯の肉を煮て](https://sakuranbouworld.com/wp-content/uploads/2018/02/janro9.jpg)
魯肉飯の肉を煮て
![魯肉飯完成](https://sakuranbouworld.com/wp-content/uploads/2018/02/janro10.jpg)
だけ、まあ簡単なこと。
「美味しいものは脂肪と糖でできている」というCMがありますが、まさしくメタボ飯!!
間違いなくうまい♪これは飯が進みます♪
うまかったので「猪魯肉飯」と書いて「イーノーファン」と命名しよう。
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![](http://image.moshimo.com/af-img/0232/000000010458.jpg)