MINI300を実際に使ってみた
ある山にこのMINI300をVideoモードで撮れた動画がこちら。
夜間に撮れたシカと日中に撮れたニホンリスです。(他にも日中に鳥が何回か撮れていましたが今回は省略)
ニホンリスが撮れたのは、こんな雰囲気の場所。小動物が写真中央の倒木の上を移動すると読んで設定しました。
木にカメラを固定するベルトは付属しています。
夜間の動画の長さが1秒だった、なぜ?
動画の長さは90秒に設定していました。
日中はちゃんと90秒になっているのに、夜間はなぜか1秒で終わっています。
今回アップした夜間のシカの動画は、1秒の動画を編集で無理やりつなげたものです。
夜間の動画の長さをいじれる設定項目はないのにどうすんの?
「1秒」に設定できる項目はPIR Intervalのみ、関係ないと思いつつ15秒にしてみると・・・
なぜか2秒の夜間の動画が撮れていました。
訳分からん!!
Videoモードはモノクロだった
後半のニホンリスの動画、モノクロなので夜間の動画かと思いきや、実は日中に撮れたものです。
ディスプレイの液晶はカラーだし、イメージセンサーはカラーだと書いてありますので、日中の動画はもちろんカラーで撮影されるもんだと思っていましたがなぜかモノクロでした。
ひょっとして林の中が暗いからモノクロに見えるだけ?
と、明るいところで色が付いた物を撮影してもやっぱりモノクロ。
これまた訳分からん!!
Cameraモードではどうかと撮ってみるとカラー、それならCamera&Videoモードを使えば動画はモノクロでもとりあえずカラーの写真が撮れるだろうと試してみると・・・
動画もカラーじゃん!!なんでやねん!!
良く分からない動きをするMINI300ですが、とりあえずこの設定で仕掛けて様子を見てみます。
冬場の赤外線センサー感度はMediumで良い
赤外線センサーの感度がMediumの場合と、Highの場合で約一週間ずつ仕掛けてみました。
Mediumの場合
動物が映っていた回数 (A) |
センサー作動回数 (B) |
撮影成功率 (=A/B×100%) |
|
日中 | 7 | 13 | 54% |
夜間 | 10 | 11 | 91% |
合計 | 17 | 24 | 71% |
Highの場合
動物が映っていた回数 (A) |
センサー作動回数 (B) |
撮影成功率 (=A/B×100%) |
|
日中 | 2 | 106 | 2% |
夜間 | 0 | 1 | 0% |
合計 | 2 | 107 | 2% |
Highだと感度が良すぎてセンサーが作動しまくりで、めちゃめちゃ空振りが多いです。
あと動画を撮りまくっていたせいで、32GBのマイクロSDの容量は満タンになっているし、電池は切れていた状態でした。
木の葉が揺れたり、木漏れ日の動きだけでも反応してしまってそうなので、冬場の赤外線センサー感度はMediumでよさそうです。
一方、夏場は気温が高く、動物と背景との赤外線のコントラスト差が小さくなって検知しにくくなるため、ひょっとしたらHighにする必要があるかもしれません。
サイトロンから販売されている STR-MiNi300
外観や品番からしても同じ物なのでしょう、日本ではライフルスコープで有名なサイトロンから販売されています。
おそらくサイトロンの物はソフトウェアが日本仕様になっているのでしょうね、僕のMINI300で起きた「動画の時間問題」や「動画がモノクロ問題」の対策されているかが気になります。
下の商品はPIRセンサー角度が120度と広いので、動物を撮影できる確率が高くなりそう。気になっています。
コメント失礼します。
今回このトライルカメラを用いて畑の害獣を撮影しようと思うのですが、撮影方法が分からず苦闘しているところです。電池を入れて、テストモードにして画面をつけるところまではいけるのですが、そこからどのようにしたら録画か開始できるか分かりません。もしよろしければ撮影方法をご教授いただけないでしょうか。
TTさん
コメントありがとうございます。
電源スイッチがテストモード(電源スイッチ真ん中)の位置では録画しません、
テストモードはいろんな設定をするモードです。
テストモードではレンズに映った映像が液晶画面にでますが、これは録画撮影しているのではなく、カメラを設置するときの画角を確認するための表示です。
電源スイッチをON(一番右)にするとカウントダウンが始まって、勝手に録画のスタンバイ状態になります。
(どのような撮影方法を設定するかによると思うので、取説を読んで下さい)
なお、ここまで書いたのはあくまで ”僕の持っているmini300の動き” です。
僕の持っているやつはソフトにバグがあるようでときどき違った動きをしたり、画面がバグったりします。
ひょっとしたら新しいやつはソフトが改良されて僕のとは違う動きをするかもしれませんのであしからず。