こんにちは!さくらんぼーです。
高級食材である天然ウナギを獲りたくて、昨年は罠を使ってのチャレンジをしていました。
結構頑張りましたが、ちっさなエビとか魚くらいしか獲れたりしただけで、成果なし。
なんとしても天然ウナギを獲りたい
以前にテレビで見た、天然食材を獲って料理屋に卸す天然食材ハンターやっていたのが穴釣り
日中のウナギは穴に潜んでいるようで、穴に仕掛けを突っ込んでいき、あたりが無ければ次の穴へと、いわゆるランガンタイプの釣り方。
この攻めの捕獲方法をトライしてみよう。
この天然食材ハンターが使っていた穴釣りの仕掛けは簡単なもので、下の絵のように糸を結んだ針を棒の先に引っかけたような極シンプルなもの。
このシンプルな仕掛けに各人のノウハウが込められているとは思うのだが、この方式には弱点がありそうなので自分なりの穴釣り仕掛けを考えることに。
棒の先に針を引っ掛けただけのシンプルな穴釣り仕掛けの弱点
針先がなまりそう
先ほどの絵をもう一度出しますが、針先は棒に当たった状態のまま糸は引き続けるので、針先がなまって刺さりが悪くなりそう。
せっかくウナギがエサをくわえても、針が刺さらないという可能性が上がってしまいそうです。
また、棒の先をV字にカットしてその溝に針を引っ掛ける方法もあり、この方法では針先は棒に触れてないが、針先が露出しているのでウナギのいそうな穴に出し入れするうちに針先がなまってしまいそうです。
根がかりの可能性が高そう
糸を緩めてしまったりすると、針が落ちてしまう構造なので、石の隙間を狙っているときに針が落ちてしまうと何かしらに引っかかってしまいそう。
しかも針を回収するには糸を引くしかなく、より深く刺さり回収不能になる可能性が高い。
そこで考えたウナギの穴釣りの仕掛けとは
僕が欲しいと思う穴釣りの仕掛けは
- 針先に負担がかからず、かつ露出しない
- 糸を緩めても針が落ちない構造
- 針までの糸が露出していると何かに引っかかるかもしれないので、パイプの中を糸を通す
- 片手で操作ができる
- ウナギがエサを食ったときに糸を送り込めるように、糸巻がある
こんな仕掛けを考えた結果したのが下のイラスト、全体が分かるようにかなりデフォルメしています。
それでは、実物の写真を用いながら説明
棒として使えそうな樹脂パイプを探しにホームセンターへ、細すぎるとテロンテロンに軟らかすぎて使いづらそう。
ちょうどよさそうなのがホワイト丸パイプ8(外径φ8)長さ1メートル。
他には透明なアクリル製の物もあったけど(こちらはちょっと硬め)、アクリルは衝撃に弱いイメージがあったので、白色の物(たぶんABS樹脂)を選択。
ハリスは石で擦れたりして切れやすいので太めの10号を使用する。
針は太いハリスでも結びやすい管付きのタイプを選んで、使ったのは管付丸セイゴ14号。
針がうまいこと収まるように、ホワイト丸パイプの先を斜めにカットしてやる。
これで針先は露出もせず、針先もいためず。
メインラインは丈夫でしなやかなものが良いと思い握り糸を使用。判別しやすいオレンジにしてみた。
メインラインとハリスをつなぐのにサルカンを使っているけど、これはパイプの中をメインラインがなかなか通らないのでおもりの代わりなので、無くても良い。
メインラインは棒の全長1メートルの2倍+αの2.5メートルくらいの長さ。
糸巻には耐油チューブを使った。別に耐油性がないチューブでOK、家にあったちょうど良い内径のチューブが家にあっただけのこと。
チューブの1箇所を切って、余ったメインラインを巻き付けて、パイプにはめただけで糸巻完成。
運搬時や針にエサを付ける時はこのチューブを針側に寄せておけば糸が張って針が固定され、糸にたるみが欲しいときは逆側にスライドさせればOK
この糸巻のチューブは簡単に外れるので、さらに糸を送り出したいときはチューブを外してやればよい。
使い方は?
人差し指でメインラインをおさえておき、それ以外の指でパイプだけを持つ。
その状態で糸巻チューブを手元に寄せてスタンバイOK。
ウナギのあたりがあったときには、メインラインをおさえている人差し指を離せば糸を送り込める。
ウナギ穴釣りの仕掛けは完成したので、あとは他に準備した物を紹介
次のページではそれ以外にそろえた道具たちを紹介
ポイントを数当たれば1匹くらい釣れるんでないかい?