こんにちは、さくらんぼーです。
ヒヨドリは一か所にとどまっていない鳥で、狙おうと近づくころにはその気配も感じてすでに飛び立っていることがほとんどです。
なのでエアライフルでのヒヨドリ猟の基本は待ちの猟、あらかじめヒヨドリがよく飛んで来る木を見つけておき、その木の周辺で隠れてヒヨドリが飛んで来るのを待ちます。
そしてヒヨドリが木にとまったときにすかさず撃つ。
今までヒヨドリの猟場開拓をしてきた中で、最高の条件となるヒヨドリの待場を見つけることができました。
まずは僕の思う理想の条件は次のようになります。
理想の待場の条件
法律の観点
当たり前のことですが、必ず順守しなければならないことなのであえて書きます。
- 銃猟可能の地域であること
- 弾丸が道路上を交差しないこと
- 住宅密集地ではないこと
(半径200m以内に10件以上の住宅があると密集地と判断されるおそれあり)
安全面の観点
- 通常あまり人が来ないような場所
- 高い角度での打ち上げになるような背の高い木
(水平に発射しないので比較的安全な射撃になる)
ヒヨドリが良くとまる木
- 日当たりの良い場所に生えた木であること
- 周りの木より背の高い木であること
できればポツンと一本だけあるとよく、ヒヨドリは高い位置にとまる傾向が多いと感じます。 - カキの実やセンダンの実など果実のなる木
もちろん常套手段ですが、背が高く日当たりが良い木であれば果実がなくても、ヒヨドリはそれなりにとまることはあります。
僕の考えですが、
果実のなっていない木にとまるのは、別の場所への移動途中に周囲の観察のためにとまっているように僕は感じます。なので木での滞在時間が短い。
果実がある場合はそれを食べるため滞在時間が長く、それだけ狙うチャンスが増えます。
また食べることに注意力がいっているため、こちらの射撃動作にも鈍感になっているような気もします。
猟期中に果実をつける木で、ヒヨドリが好むものを書籍などで調べてみたのが下記- カキ
- ミカン
- センダン:白い実がなるやつで、渋柿に寄らずにこの木にばっかり寄ってたことがあります。
- ヒメアオキ
- イイギリ
- リョウブ
- ヌルデ
- 狙う木以外には果実のなる木が周辺にないこと
他に果実のなる木があるとヒヨドリは分散してしまい、狙いづらくなるので - 狙う時の木の近くに常緑樹などの暗い林があること
葉が茂っているため外敵から見えにくく安全なのでしょうか、こういった林でヒヨドリ軍団の声をよく聞きます。ヒヨドリは茂った常緑樹の葉の影で中で多くの時間をすごしていそうな気がします。
常緑樹の林の中でヒヨドリはピーチクパーチクと休憩し、食事や移動、日光浴のために林から出てきたときに、すぐ近くにある先ほどまでに紹介した木にとまる傾向がありそうです。
利便性
- 自分が立つ場所は斜面でなく平らであること
長時間の待ち時間でも楽だし、安定した姿勢での射撃が可能 - 狙う木の周辺も平らで、下草が少ないこと
回収が楽で、効率が良い
射確率の向上
- 狙う木までの距離が近いこと
ターゲットに近い方が命中しやすいことはもちろん、回収が楽であると同時に、打ち上げの角度が大きくなり安全 - 狙う木の周辺に林だとか、隠れられる大木など自分が隠れられる場所があること
- エアライフルを委託する場所がある
- 太陽が背中側になる待場
太陽の光が逆光となると鳥が暗く見え、種類の判別がしにくくなります。
また目もしんどい。
そして見つけた最高のヒヨドリ待場
見つけたヒヨドリの待場について、先ほどの項目で独自の採点をしてみました。
条件 | コメント | 採点(1~3) | |
安全面 | 人があまり来ないか | 絶対に来ないとは言えないので | 2 |
背の高い木か | 相当高い | 3 | |
ヒヨドリが好む場所 | 日当たりの良さ | かなり良い | 3 |
周りに背の高い木がないか | なし | 3 | |
果実のなる木か | 渋柿がなっている | 3 | |
周辺に果実のある木がないか | なし | 3 | |
周辺に暗い林があるか | 杉林あり | 2 | |
利便性 | 自分が立つ場所は平らか | ほぼ水平 | 3 |
木の周辺は平らか | ほぼ水平で | 3 | |
木の周辺の見通し | かなりよし | 2 | |
射撃のしやすさ | 木までの距離 | 10m未満 | 3 |
自分の隠れられる場所 | 大木あり | 2 | |
委託場所 | 大木の側面を利用 | 2 | |
逆光にならないか | 北向き | 3 | |
合計(42点満点=14項目×3点) | 37 |
そして、その待場で大木に隠れた状態でから撮影した写真です。
ヒヨドリ結構来てました♪
カキの実がたくさんあっていいでしょ~
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FXサイクロンは修理中なんで猟にいけませんがね~