こんにちは!さくらんぼーです。
愛銃のFXサイクロンから空気漏れが発生した記事を前回書きましたが、実はその直前にはハンドポンプの空気漏れが発生しました。
偶然?それとも前兆
通常はエアタンクを使っているのですが、たまたまハンドポンプを使ったときにこの空気漏れに気付いた次第。
高額な費用でオーバーホールに出すくらいなら、自分で分解してOリングを交換してみようと思います。
それではハンドポンプを分解
手で風を感じたので、矢印のへんから空気漏れしているのだろう。
このときはギュッポフレックスを買っていなかったので、正確な漏れ箇所までは調べてません。
ネジを緩めてみると、Oリングがへたってしまって三角形になっている。
FX Airgunsのホームページでパーツリストを見ると(https://fxairguns.com/wp-content/uploads/2020/10/Fx-handpump-201012.pdf)
このへたったOリングはNO.36の内径21.4ミリ、線径2.4ミリなのかな?
それともNO.25の内径23ミリ、線径1ミリ?どちらか良く分からないし、さらに分解してみる。
次はハンドルが付いている根元部分、六角レンチでネジを外す。
上の画像の矢印部分のピンを外す。細めの六角レンチを当てて押すと抜ける。
外すとラバーボールが出てきました。
ハンドル部を外すと、アウターチューブ(青色の筒)が外せます。
シールには関係なさそうなOリングがあります。
これがパーツリストに『free floating』って書いてあるNO.25のOリング(内径23ミリ、線径1ミリ)かな?
(後で構造を分析した結果、金属同士がぶつからないようにするクッションだと推測)
次に下画像の矢印部分を外す。
この部品は丸いのでパイプレンチを使用。傷つけないようにタオルで巻いて回す。
矢印のOリング、これもシールには関係なく、金属同士がぶつからないようにするクッションだと推測。
2個のOリングが上下に動くように取り付けられて、ポンプを押し下げる時(圧縮時)はOリングが上に寄ることでシールする。
逆に引き上げる時はOリングが下に寄り、下面から貫通した穴から空気が通る。
外したNO.25のOリング?とアウターチューブに固定されていた部品
ここまでくると、インナーチューブ(外側から2番目の筒、写真上)、棒(写真中)が抜ける。
外側から3番目の筒(写真下)はベースに固定されているので抜けない。
棒の先には真鍮の部品とOリングがついている。
棒の先に付いているOリングは上下に動くようになっていて、
ポンプを押し下げる時(圧縮時)にはシールをして、引き上げる時にはスリット部から空気が通るようになっている。
圧力計は根元の四角の部分を工具で回せば外れた。
白い粉がいっぱい出ている、ネジの緩み止め剤かな?
穴の奥のプラスチップワッシャーはシールのためでしょうかね。
ホースを外す。
中はサビサビ、こんなことになっているとは。
大気中の湿気が内部に溜まっていった結果です。湿気を含んだ空気をエアライフルにも充填していることになり、エアライフルの故障にもつながるので注意。
エアタンクには乾燥した空気を充填してもらっています。故障のリスクが減るので、エアタンクの使用をおススメします。
リリーフバルブも外しました。
この部品を外そうとしましたが、固くてどないしても回らないのであきらめました。
といろいろバラしてみたわけですが、
一般的ではない寸法のOリングが使われていて入手が困難だったので修復はあきらめました。
あとサビサビだった物を使うのが嫌だったといのもあきらめた理由。
圧力計もバラしてみよう
ハンドポンプはもう使うことがないので、圧力計も分解してみます。
裏側のネジ1本で止まっているので外す。プラスやマイナスドライバーでは外すことができないトルクスのネジです。
トルクスドライバーを持っていないのでラジオペンチを使いましたが簡単に外れました。
真鍮部分を押し込めば、透明なカバーごと外れます。
圧力計を4方向から撮影しました。
原理は、圧力が上がることによって、渦巻状になったパイプが吹き戻しのように伸びようとします。
その伸びがギヤを介して針を動かしている。
次のページでハンドポンプ構造と動きをイラストで説明していきます。
こんばんは
ハンドポンプを購入しようとネット検索していて、こちらのサイトにたどり着きました。
この記事のハンドポンプのパーツ類はまだ保管されているのでしょうか?
よかったらお返事くださいませ。
こんばんは~
使い道がないので手元には残ってませんよ。