前回ヌートリアを獲ったという記事を上げました、今回は獲ったヌートリアの実食編。
狩猟漫画の山賊ダイアリーではおいしいと書かれていましたが、どんな味なのでしょうか?
一番初めに獲ったヌートリア
家に持ち帰り重さを測る
持った感覚では10kgかそれより少し軽いくらいかなと、気になっていた重さ
持って帰る前に内臓とか除去してしまっているため、全体の重さは分からないが体重計で測ってみる。
- 肉(頭、尻尾、内臓、皮は無し、骨は付いている状態):4.0kg
- 皮(尻尾と頭部の皮は無し):1.0kg
可食部は半分の2kgくらいになるのかな?
ヌートリアを捌く
これが背ロース、あと首の肉。
前足、後ろ脚とバラ。臭さの原因といわれる腹膜をバラから剥がそうとしたが、難しかったため付いたまま。
残った骨
スペアリブがもったいなので、腹膜が付いたまま取り外す。
半身分ほどの肉を食べやすいサイズにカット。
ヌートリアを獲った初日 塩コショウ炒め
まずは味見用に調理してみる。
モモと、臭うかもしれないバラとスペアリブを少量、シンプルに塩コショウで炒めてみる。
バラとモモ。鳥モモのような感じで美味しいです。獣臭いとは違い、草っぽい臭いがしているような感じ。
スペアリブは、腹膜の部分?がちょっと臭うと相方が言ってました。(僕は気にならず)
塩コショウのみで十分旨いとうことが分かったので、増量して食しました。
ちゃんと火を通したいので、長めに焼きましたがシカ肉のようにボソボソになったり、固くなったりしてません。
ラフな焼き方でも美味しくできるのがいいですね。
総じてお肉の味は、山賊ダイアリーに書いてあった内容に近いです。
山賊ダイアリー5巻 93ページより引用
ヌートリアを獲って2日目 ヌートリアの唐揚げ
ヌートリアが鳥モモ肉に似ていることが分かった、なら唐揚げにすれば鳥モモ唐揚げのようになるのでは?
大きめのぶつ切りにしたヌートリアのモモに塩コショウし。
小麦粉と片栗粉を1:1で混ぜた物を衣としてまぶす。
んで、揚げる。
ヌートリアの唐揚げ完成。
衣で包んでいるぶん、臭いが閉じ込められ若干臭うかも、それよりも肉がだいぶ硬くなっていたのが気になります。
調理のせいなのか、生肉で1日置いていたせいなのか・・・・?
ヌートリアを獲って3日目 再びヌートリアの塩コショウ炒め おろしポン酢で
硬くなったのが調理方法のせいなのか、時間のせいなのか気になるので再度塩コショウで炒めてみよう。
味変で大根おろしとポン酢とかも
3日目の塩コショウで炒めは硬くなかったので、どうやら唐揚げにすることで硬くなったようです。(加熱温度が高すぎ?)
スペアリブは塩コショウをして、コンロのグリルに入れて弱火で15分ほど焼いてみました。
これはビーフジャーキーっぽい♪
3日連続で晩御飯はヌートリア飯となりましたが、まだ肉は残っているので残りは真空パックして冷凍庫へ。
2匹目3匹目のヌートリア
重さは測ってないですが、だいぶお肉の量が少なかったですね。
真空パックにして猟期後にでもキャンプ仲間に食べさせてみようと思います。
また1匹目のヌートリア皮は持って帰ったものの、解体に慣れていなかったため綺麗に剥がせていなかったので、重さを測っただけで捨てました。
後から獲ったヌートリアの皮(1匹分)は皮のなめしに挑戦してみようと思います。
今は、身の方に多めに塩を振って、新聞紙ごとくるくる巻いて、さらにラップでグルグルに巻いた状態で冷凍庫に突っ込んでおります。
嫌がるかな?
反応が楽しみです♪