兵庫県のある池にてヌートリアを発見!
朝一から複数の池を見回るが、見つかるのは苦い思い出のある『ハシビロガモ』や非狩猟鳥の『オオバン』『オシドリ』ばかり。
オシドリはあんなに群れで沢山いるんだったら、狩猟鳥でもいいんじゃないかと思ってしまう。
初めて行く池の横を車で通ると、対岸に遠くで何か茶色い固まりが見える。
もしやと双眼鏡で見る、ヌートリアだ!リラックスした状況でまったりしている。
水路からそっと覗く、レンジファインダーでは43m。(下の写真は獲ったあとに撮影)
額をこちらに向けて地面に寝そべった状態、FXサイクロンをトライポッドに委託し眉間に向けて発射!
ペレットが眉間に当たった!ヌートリアが飛び上がり、絶命・・・・
していない!
飛び上がったヌートリアは水中に逃げる・・・が、なぜかまたすぐに元いた付近の地面に戻ってくる。
しんどいのだろうか、地面にうずくまっている。
顔がまたこちらに向かっている、もう一度眉間に撃つ。
後ろにのけぞり、倒れる。もう動かない。
ヌートリアを回収
回収のために岸づたいに歩いて行く、これがエアライフル初の獣 ヌートリア!
初めて持ってみた感想は
自宅での筋トレでは5kgの鉄アレイを使っているので、それよりも間違いなく重いのはすぐに分かった。
10kgの米袋と同等か、それより少し軽いくらいに感じた。
獣の解体の事前準備
いつかエアライフルで中型の獣を獲ることもあるだろうと、事前に準備は進めており、そのおかげでヌートリアを獲っても対処が可能でした。
事前の準備が大切ですね。
事前準備 知識編
ジビエ解体・調理の教科書
大型獣のイノシシ・シカの解体と、中型獣のアナグマの解体方法が写真付きフルカラーで記載されており、大変参考になりました。
アーバンサバイバル入門
こちらではハクビシンの解体が写真付き記載されています。
わな猟の教科書
こちらではシカの解体方法が絵で描かれています、絵であるがために分かりすい部分もあります。
事前準備 道具編
ガットフック付 スキナーナイフ VITAL (ガーバー/GERBER製)
ガットフックが付いたナイフを持っていなかったので、購入しておきました。
山刀S(ヤマカタナS) No.801
取り除いた獣の残滓(内臓とか)を埋めるため、地面を掘るために使用。
中型獣用の吊り上げロープセットを自作
パラコード(パラシュートコード4mm)に細いポリエステルのコードを2本を結んだものです。
このようにパラコードを2本の木に結びます。間に結んだポリエステルのコード2本は獣の後ろ足を結ぶためのもの。
ポリエステルのコードはブレイクスヒッチで結びます。
この結び方は結び目を持つと簡単に位置をズラすことができるが、コード部分を引っ張っても動かない。
獣の足を開いたまま固定できるのでこの結び方にしました。
僕はこれを2セット携帯していて、カモの羽むしりの際にも使っています。
両羽根と両足を固定できるので、羽をむしりを両手ででき少し時短になります。(下の写真は手振れしまくり・・・)
ブレイクスヒッチの結び方(簡易版)
分かりやすくするため、2本ともパラコードで説明します。(暗い色が木に結ぶパラコード、オレンジが細いポリエステルのコードと考えてください。)
- オレンジのパラコードを4回巻き付ける。
- 先端を根元部に
- 先端を1回目と2回目の輪の中に通す
- 締め込む(完成)
本当のブレイクスヒッチは、抜け止めとして最後に先端部を結んでコブを作りますが、クライミングに使うわけではないので手抜きしてコブは作ってません。
結束バンド
肛門や尿道から内容物が漏れないように結束するための物。
解体は次のページで
思ったより重い!