こんにちは、さくらんぼーです。
以前の記事で、エアライフルでカモ猟をするときには、スコープにアイシェードを取り付けておいた方がよいという結論になりました。
その理由は下記
- スコープと目との間に太陽光が入らず狙いやすい。
- まばたきをすることで対物レンズが明・暗をペカペカと繰り返し、カモに気付かれる可能性がある。
今度の猟期でのカモ捕獲率を上げるために、アイシェードを購入しました。
アイシェードが届いたが・・・
僕のスコープはディスカバリー製のVT-T 6-24×50 SFVFで、接眼レンズ側の外径は約44mmです。
通販サイトでは39~44mmと書いてあるアイシェードを購入、顔にフィットさせたいので蛇腹状になったものです。
通販サイトの商品説明の写真には『inside 39mm, outside 44mm』と書いてありましたが、外径を記載する意味がないから39~44mmの間で内径を調整できるという意味なんだろう。
と、他に僕が望む形の物がなかったこともあり、失敗覚悟で購入しましたが、やっぱり失敗です。ハハハ・・・
ゴムでできているので、無理やりにでも取り付かないかとやってみましたが、全然ダメ。
あと、アイレリーフの距離よりアイシェードが短いので、その調整も必要。
取り付くようにいじっていきましょう。
アイシェードがスコープに付くように改造
構想はジョイント部品を作ること、スコープ側外径もアイシェード側の外径も44mmです。
塩ビパイプを使おう
内径が44mmのパイプ状の物を探したところ、塩ビパイプのVU管の呼び径40が見つかりました。
塩ビパイプを調べる中で知ったことですが、塩ビパイプでも数種類ありVU管は肉薄のもので、呼び径は40となっていても内径は44mmです。(通常の物は呼び径=内径)
これを購入し、それぞれ当てがってみましょう。
まずはアイシェード、すっぽりと入りますが簡単に抜けてしまいます。
抜けないように、固定が必要です。
次にスコープ、視度調整リング部までは入りますが、その先のネジが切ってある部分で引っかかって止まります。
スコープ側は塩ビパイプの内径を広げることが必要です。
塩ビパイプを切る
写真は切る前の状態で、一番右の黒い目印がアイシェードが潜り込む分、次の目印がアイレリーフの調整分、2番目のから一番左の直線部分がスコープに被さる分です。
適当ですがね
塩ビパイプの内径を広げる
スコープにしっくりとハマるように、真円に近い状態で内径を徐々に広げたいです。
電動ドライバーの先端に付けることができるフラップホイルを購入。
紙やすりがヒダヒダ状に付いているようなツールです。
塩ビパイプの中に突っ込んでから電動ドライバーをON!!スコープとのハマり具合を確かめながら削っていきます。
ときどきアイシェードも使って確認。
スコープに映る像が一番はっきりする位置を見つけます。
(塩ビパイプに書いてあるのは、スコープに印字してる『T』の半分まで差し込むというメモ)
これで、スコープ側内径の加工は完了。
アイシェードの固定
アイシェードに自己融着ブチルゴムテープをひと巻きしてから、塩ビパイプにグニッと突っ込みます。
このブチルゴムテープはゴムのように伸びるし、自己融着の名前通りこの素材そのものが徐々に引っ付いていきます。
電気部品の防水などいろいろ使えるので一つは持っておきたいテープです。
完成!!
塩ビパイプのネズミ色が丸見えでカッコ悪いので、塗装しようかとも考えましたが
そんなの関係ねえ~!!
塩ビパイプは、温めると柔らかくなるので、少し太い丸棒を押し込むと、広がります。
肉厚も変わらずに、強度も下がりません。
因島のトラさん
アドバイスありがとうございます。
コンマ数ミリ程度広げるだけだったので、今回はフラップホイルで削る方法でやってみました。
もっと大きく広げる場合は温めて広げる方がいいでしょうね。
それとくくり罠を作る時にも使えるかもですね♪(いつかわな猟をしたいです!)