シングルバーナー SOTOのフュージョン(FUSION)ST-330をカスタム

カスタムその3 キャンプ用テーブルへのカセットボンベ固定

僕が使っているテーブルは定番の、キャプテンスタッグのアルミロールテーブルです。

ST-310を乗せると、テーブルの半分くらいを占拠してしまいます。

アルミロールテーブルにST-310を乗せた状態

フュージョン ST-330を乗せると、分離型になっている分、余計に面積をとってしまいます。

アルミロールテーブルにフュージョンST-330を乗せた状態

テーブルの天板の裏にカセットボンベを固定したいので、テーブルの裏にある板に、太い輪ゴムでカセットボンベを固定してみましょう。

カセットボンベを輪ゴムでアルミテーブルに固定

テーブルが防熱の役割をしてくれそうですが、輪ゴムでの固定なのでボンベがフニャフニャ動いて火力調節をしづらそうです。

火力つまみの向きも気に入りません。

輪ゴムではカセットボンベが不安定

これらを考慮して、固定する部品を自作していきます。

  1. ホームセンターでアルミの棒を買ってきました。直径3mmで長さは1mです。
    これを30cmの長さにカット。
    アルミの棒

     

  2. 切ったアルミの棒をカセットボンベにあてて曲げて、U字にします。
    カセットボンベにアルミ棒を当てて、曲げる
    U字の曲がったアルミ棒
  3. カセットボンベにアルミの棒を巻き付けた状態で、下の写真のように、アルミの棒がクロスするように握って、テーブルの裏面から当てます。(紫の丸印がカセットボンベとテーブルの裏側が接触しているところ)
    アルミ棒の握り方を調整して、クロスしている部分がテーブル天板の裏面(青い点線)と一致するようにします。
    そのクロスしたところのちょっと下にマジックでマーキング(赤矢印の先)、次工程の曲げ位置になります。
    アルミ棒をクロスしてマーキング
  4. 先ほどのマーキングしたところををラジオペンチを使って曲げます。
    写真のようにテーブルの天板の隙間に入るような角度で曲げる。
    アルミ棒の曲げる角度
  5. 先ほどの状態のまま、天板の表面の位置でマーキングをします。
    アルミ棒にさらにマーキング
  6. 先ほどマーキングした部分を、外側に90°で曲げます。
    この形状からオメガ(Ω)パーツと名付けましょう。
    オメガパーツ
    このオメガパーツをもう1個作って完成。(合計2個必要)
    それでは、フュージョンST-330をテーブルにフュージョンさせていきましょう。
  7. 作ったオメガパーツ1個にカセットボンベを通して、オメガパーツの先端をテーブルの隙間に通します。
    オメガパーツの先端を差し込む
  8. 差し込んだ状態から矢印のように、カセットボンベを90°回転。
    カセットボンベを90°回転
    これでオメガパーツはテーブルから抜けなくなります。
    カセットボンベを90°回転させた後
  9. 上の写真の状態から、カセットボンベを右側にスライドさせて、カセットボンベの上部がテーブルの端から見えるくらいまで移動。
    2個目のオメガパーツをカセットボンベに取り付けて、矢印の向きにスライドさせると固定完了。
    2個目のオメガパーツを取り付け
  10. テーブルの上面から見た写真です。
    バーナー使用時に、ガスが液体のまま噴出してしまうのを防ぐため、カセットボンベの切り欠き(赤矢印)は上に向けてください。
    テーブルにカセットボンベが固定された状態
  11. バーナーを付けて取り付けてフュージョン(融合)完了!
    バーナーを取り付け

テーブルの1/4くらいの面積しか占拠してませんし、
火力つまみは手前を向くので、右手でかんたんに火力操作ができます。

ちゃんと、自作の収納ケースにも入ります。
収納ケースに入れてみた

できればバネ性があるステンレスで作りたかったですが、加工が難しそうだったのでアルミになりました。
それでも、なかなかいい感じの物ができたな~と自画自賛。

あとはキャンプで使うだけ!早く行きたいなー

炉ばた焼器炙りや アイキャッチ

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