猟師になれば食べられる肉 狩猟で得られるジビエの種類はこれだ

ジビエアイキャッチ

こんにちわ、さくらんぼーです。

最近はジビエブームで、ジビエを取り扱うお店が結構増えてきてます。

ジビエって?

狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、日本でのメジャーどころのジビエとしてはイノシシ、シカですね。

お店で取り扱っているのはだいたいこの2種類です。

それ以外で僕がお店で食べたことがあるものと言えば、スズメとキジくらいですが、猟師になると食べることができるジビエの種類が格段に増えてきます。

いいでしょ~♪

獲っていいのは狩猟鳥獣だけ

まず、日本にいる哺乳類は約180種類以上、鳥類では700種類と言われています。

こんなにたくさんの種類が獲れるの?

狩猟免許を取り、猟師になったからといってこれらの動物をなんでも獲っていいのかというと、答えはバツ!!

鳥獣法によって狩猟をしてもよい鳥・獣が決まっており、それらを狩猟鳥獣と呼び、その種類は48種です。

ちなみに、狩猟鳥獣以外のものを獲ってしまうと違反となり1年以下の懲役または100万円以下の罰金!!

食べることができるジビエの種類は48種類⇒46種類

獲った鳥・獣は食べてもかまいません。なので狩猟鳥獣の種類と同じ種類の48種類⇒46種類を食べることが可能です。

その内、鳥類は28種類⇒26種類、獣類は20種類になり、下の表が一覧
※2022年度の猟期からゴイサギとバンは狩猟鳥から外れました。

カワウ ゴイサギ マガモ カルガモ
コガモ ヨシガモ ヒドリガモ オナガガモ
ハシビロガモ ホシハジロ キンクロハジロ スズガモ
クロガモ エゾライチョウ ヤマドリ キジ
コジュケイ バン ヤマシギ タシギ
キジバト ヒヨドリ ニュウナイスズメ スズメ
ムクドリ ミヤマガラス ハシボソガラス ハシブトガラス
タヌキ キツネ ノイヌ ノネコ
テン イタチ(オス) チョウセンイタチ(オス) ミンク
アナグマ アライグマ ヒグマ ツキノワグマ
ハクビシン イノシシ ニホンジカ タイワンリス
シマリス ヌートリア ユキウサギ ノウサギ

ちなみに、表のピンクに色づけしたものは自分で獲って食べたもの、水色は知り合い猟師から貰って食べたものです。(2023年2月時点)

もちろん「おいしい」「まずい」はありますよ、先日食べたハシビロガモにはびっくりしました。

ハシビロ南蛮アイキャッチ

またノイヌ、ノネコも狩猟鳥獣となっていますが・・・

猟師の僕でも、ノイヌ、ノネコはかわいそうで撃てません

誰か獲ったことある人いるんでしょうかね?

おいしいと言われている、食べてみたいジビエ

いろいろ食べてみたいですが、特に次のものはおいしいと言われているので、いつかは獲って食べてみたいですね

  • アナグナ:脂がたっぷりと付いていておいしいらしい
  • タシギ:『骨が柔らかくその食味は正に焼鳥の王者である』と言われているそう
  • ヌートリア:実際に食べた人がおいしいって言ってました、山賊ダイアリーでもおいしいって言ってましたね⇒2019年の猟期に獲って食べちゃいました!

まとめ

猟師になれば、お店では提供されないような、さまざまなジビエが食べることができます。

もちろん『獲れれば』の話ですがね~

特にヤマドリは売買が禁止されてますので、お店のメニューで出てくることはないでしょう。(どうやら養殖・販売許可を得ている所はあるようです。)

さあ、さまざまなタンパク質を求めて、Let’s hunting!!

楽しんでいただけたでしょうか?
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