明けましておめでとうございます。さくらんぼーでございまする~。
まずは2018年度猟期上半期の猟課報告をしますが、いまのところ猟課はイマイチ
2018年度猟期上期の猟課
- ヒヨドリ×5羽
- やっとこさ獲ったカモはハシビロガモのメス×1羽
だけ~、去年の上半期は下の通り(関連記事:マガモ南蛮蕎麦と2017上半期振り返り)
- ヒヨドリ:14羽
- コガモ:1羽
- キンクロハジロ:2羽
ざっくり去年の3分の1です。
大型ガモに向けて撃つ機会がいくらかありましたが、とことん当たりません。
スコープを倍率の高い物にしたために、腕もないのにヘッドショット狙いをしてしまうからかも知れません・・・
2018年越ソバ
今年最後までにマガモかカルガモが獲れたらそれで年越ソバをしようと考えてました。
なんとか今期初のカモが獲れたのがハシビロガモで、獲れたのが12月28日
年末までにマガモ、カルガモが獲れなかったときのため年越ソバの具としておいておきましたが、結局ハシビロガモを使うことになりました。
去年先輩猟師からいただいたハシビロガモは、衣がゴッテリした味の濃いカラアゲげして食べましたが、今年はあっさりした味のソバです。
材料
- ハシビロガモ 1羽
- 長ネギ 白い部分1本分
- 塩 少々
- 濃縮めんつゆ
- ソバ
鴨肉、長ネギを焼く
定番のレシピでは、具となるカモ肉に軽く塩を振り、フライパンで皮面を焼き、出てきた脂で長ネギを焼きます。
全然脂がのってなかったハシビロガモなので、脂は全然出てきませんが表面に焼き目を付けたら取り出し、長ネギを焼きます。
取り出したハシビロガモは食べやすい大きさにスライスしておきます。
ツユ作り
ちゃんと骨からダシをとります。
骨を一回湯がいて表面を水洗いをする。それから新しい水で本格的に煮出していきます。
この時点からなんだか臭いますね、磯の臭いに例えられる臭いです。
やばい雰囲気がプンプンします
海の岩などにはり付いている、手に入れやすい食材カメノテを煮たときもこんな臭いがしますし、以前に初めて獲って食べたスッポンを煮たときにもこんな臭いがしましたね。
ですがあきらめません、こういった場合、蓋をせずに煮ることで臭いが飛ぶことは経験済みです。
ときどき豚足を茹でて食べるのですが、蓋をしたまま茹でるとどうしても臭くなりますが、蓋を開けたまま煮ることで解消できます。
1時間位煮たあと骨を取り出し、濃縮めんつゆで好みの味付けをして、カモ肉と長ネギを入れ、沸騰させないように10分ほど煮て完成。
後はソバを入れて食べますが、ソバを湯がく前に味見をしとこう
パクンチョ!
つゆはマシだが、肉は食えん!くっせ~
ハシビロガモはソバつゆみたいな薄めの味、臭いの料理には向きません。バカ舌の僕でも無理
結局今回も自分の獲ったカモでの年越ソバは叶わぬ夢となり、こんなこともあろうかと準備していたスーパーで買った合鴨での年越ソバとなりました。
残った、ハシビロガモは捨てたの?
とお叱り受けるしれませんが、ちゃんと食べましたよ、リメイクして
ハシビロガモの韓国風煮
強い味、臭いでハシビロガモのアイデンティティを押さえ込みにかかります。
材料
- ニンニクのすり下ろし 3片
- ゴマ油 大さじ1
- コチュジャン 大さじ3
先ほどのつゆの大半を捨て、具材にひたひたくらいの汁気にし、のニンニク、ゴマ油、コチュジャンを入れて煮て完成
うむ、これやったら食べられます。
2018年度上期まとめ
- ハシビロガモを獲るときは食べる覚悟を持ってね
- けど料理しだいでハシビロガモは食べられるよ
- 腕がともなってないのにヘッドショットを狙うな