こんばんわ、さくらんぼーです。
僕は狩猟以外での遊びはキャンプや釣り、ツーリングなもんで、雨が降ってしまうとそんな遊びができずフラストレーションがたまってしまう。
雨でもやってできない遊びではないけど、『楽しさ』より『我慢』の割合が上回ってしまいます。
最近ではこのブログを始めたことで雨の日でもやることは沢山ありますが、やっぱり雨は嫌なもんです。そしてその嫌な雨の集大成『梅雨』の時期やって来ちゃいましたよ。
今回は湿気に弱いと言われるエアライフルの防錆について、僕が実際にやっていることと、今年からやってみたことを投稿します。
初心者ハンターの僕はまだ愛銃『FXサイクロン』を分解してのメンテナンスはできませんので(怖いし、技術もないし・・・)、分解せずにできる超初心者的な内容です。
ガンロッカーに除湿剤
そのまんまです。押入れとかに入れておくと湿気を吸ってくれて、その水分を容器の底にためておいてくれるあれです。(主成分:塩化カルシウム)
除湿剤はFXサイクロンを所持したときからガンロッカーに入れるようにしていますが、ガンロッカーのような小さな空間でも結構湿気がたまり、たぶん1年に3・4回は除湿剤を交換してます。
なんせ錆(腐食)させないには水分の除去が重要!
銃身内の防錆は必要?
銃身内はペレット(弾)の通り道、精度良くターゲットに当てるためにはここが錆びたり傷付いたりすることは厳禁!
銃身内の防錆についてエアライフルの先輩方に聞いたり、また調べたりしてみるとさまざまな意見がありました。
防錆必要の意見
- エアライフルはあちこちにOリングが使われているので、Oリングを劣化させないシリコンスプレーで防錆すると良い
- フッ素系(PTFE)スプレーで防錆すると良い
- エアソフトガンで使っていたスプレーで防錆している
- 防錆のためにスプレーした後で初めて射撃するときは、最初は着弾が安定しない。銃身内のスプレーの成分がなくなり着弾が安定するまでペレットを撃ち出すこと。
- 実際に錆びたので防錆は必要
- 使用した最後にクリーニングペレットを撃ち出しておけばよい
防錆不要の意見
- まめに射撃をしていれば錆びない
- ペレットの鉛が銃身内の表面にこすり付いており、それが保護膜になるので防錆は不要
- ペレットにもよるが表面にグラファイト(黒鉛)が塗布されており、そのグラファイトが銃身内表面に付着するため防錆は不要
さまざま意見がありどうしたら良いか迷っちゃいます、それだけ奥が深いということなんでしょう。
これらの意見をくれた方々の「使用しているエアライフル」「使用しているペレット」「使用頻度や使用環境」「どこまで精度を求めるか」などもそれぞれ異なるから、色んな意見が出るということなるのでしょうか。
なのでいろんな意見を参考にしながら「自分のエアライフルにあった方法を見つけること」にしようと思います。
僕のFXサイクロンはどうしようか
もし錆びてしまった場合には、ブラシを入れてガシガシは錆を除去するという荒技もあるようだがやっぱり色々不安、精度にも影響しそう・・・やっぱり防錆はしとこうというのが僕の答え
そして意見を参考にしつつ買ったのがこの二つ
シリコンメンテナンススプレー(東京マルイ)
エアライフルと同様にOリングが多数使われているエアソフトガンのメンテナンスに使う物で、シリコンなのでパッキンなどのゴムを劣化させないとのこと。無難な物を一つ目に選びました。
「プラスチックを侵さないので・・・」と書いてます。ゴムもかな?
トリフロー(TRI FLOW)
「PTFE系高級潤滑剤」と書いてますね、大きな字で「防錆」とも書いてあり防錆効果に期待できそうな感じです。ちなみに「PTFE」とは簡単に言うとフッ素で、焦げ付かないフライパンとかの表面に施されてます。とても潤滑性が良い材質です。
どちらを使おうか?
どちらにしようかとそれぞれの裏面を確認
気になったのが
- シリコンメンテナンススプレー:第4石油類
- トリフロー:第1石油類
となっていること、基本的にはシリコンオイルやフッ素オイルは消防法で分類される『第○石油類』には該当しないのですが、粘度や性質の調整ために他の材質の物を混ぜているのでしょうか。
僕の持っているFXサイクロンのパーツリストを確認すると、使われているOリングの材質は『NBR-70』と『NBR-90』が記載されています。
『NBR-70』は正確には『NBR-70-1』『NBR-70-2』の二種類あるのだがどちらが使われているかは不明、とりあえず代表的な石油類とNBRとの相性(耐油性)を一覧にまとめるとこんな感じ(×が一番相性が悪い)
シリコンメンテナンススプレーは第4石油類なので、ほぼ◎。FXサイクロンのOリングに付着しても劣化させることは少ないでしょう。
に対しトリフローは第1石油類なので相性が悪そうなので、Oリングに付着しないように注意しようと思います。
実際に何が入っているのか正確には分からないが、もし変なところに付着したとしてもトラブルにならなさそうなシリコンメンテナンススプレーをまずは使ってみよう!
塗布の方法
塗布の方法もいろいろありそうです。
- 銃身内に直接スプレーする
- クリーニングペレットにスプレーして、そのペレットを発射する
- クリーニングロッドにクリーニングペレットを付け、そのペレットにスプレーして銃身内を通す
など、
1.は塗布されてない部分ができたり一方ではベットリ溜まったりと、まんべんなく薄い塗布ができなさそうなので却下
2.は家でできないし、発射の際に成分も一緒に吹き飛んでしまいそうなので却下
薄く均一に塗布できそうな3.を採用しました。
やり方はとても簡単で、下の写真のようにクリーニングペレットを付けたあとに、シリコンメンテナンススプレーを塗布
銃口からやさしく挿入(銃口や銃身内を傷付けないように)、銃身内を数回往復させて完了!
挿入するのがきつい場合があるので、あらかじめクリーニングペレットの先をつまんで細くしておくといいです。
まとめ
- 初めからやっていること:ガンロッカーに除湿剤
- 今年からやっていること:シリコンメンテナンススプレーを銃身内に塗布
今回の塗布方法だと変なところに付着する可能性が低いので、着弾精度とか見ながらいつかトリフローも試してみるかもしれません。
今年の梅雨はこれで乗り切れるといいな~?
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