こんにちは,さくらんぼーです。
2019年度の猟期で獲ったヌートリア、手触りが良かったその毛皮をなめしました。
なめしの方法としてはクロムなめし、のうしょうなめし、タンニンなめしなどありますが、家庭でも簡単にできるミョウバンなめしです。
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目次
道具
生ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)
食塩
ヘラ
皮の内側の肉片や脂肪を除去するためのもの、100均のヘラを改造
①角で皮を突き破らないようにヤスリで丸くする
②先端は鉄板をプレスで打ち抜いただけだったので、砥石で研いでとがらせる(皮に穴が開かないように、ナイフほど鋭利にはしないこと)
木枠
皮を乾かすときに使う木枠
クギ
皮を木枠に打ち付けるためのに小さめのクギを準備
皮が丸ごと入る容器
ミョウバン水溶液に漬け込むときに使う容器、あまり大きいものだと溶液がたくさん必要になるので、皮がちょうど入るくらいの大きさがベター
トロ船
脂肪の除去などはこの中で作業
新聞紙
毛皮に塩をして保存する時に使用
サランラップ
毛皮に塩をして保存する時に使用
弱酸性洗剤
脂肪の除去をする時に使用
ゴミ箱
脂肪の除去をする時の台として使用
ペット用クシ
毛並みを整えるために使用
靴クリーム
皮が硬くならないようになじませるために準備
ヌートリアの皮をなめす
ヌートリアの皮の内側に塩をする
猟期中の休日は忙しく、猟期が明けてからなめすつもりでした。
生皮のままだと傷んでしまうので、塩をして冷凍保存します。
- ヌートリアの皮の内側を上にして、広げた新聞紙の上に置く。
- 皮の内側にたっぷりの食塩をまんべんなくすり込む。
- 新聞紙ごと皮とクルクルと巻いて、サランラップで巻く。
- 冷凍庫で保存。
ポイント
塩をすることで肉片・脂肪が硬くなり、後の除去がしやすくなるメリットもあります
次の工程は2か月後!!次のページにて